くまもと自転車紀行

熊本市およびその周辺を走行した記録や装備・メンテなど、自転車にまつわることがらを中心としたブログです

菊鹿の隈部氏館跡へ

九州南部は昨日梅雨明け宣言。熊本を含む九州北部の梅雨明けは連休明けとか・・・。 今朝は上空の寒気のせいで曇り空。それでも降雨確率は低そうなので、最近行ってない北の方へサイクリングに出かける。 午前8時過ぎクロモリロードバイクで出発。東バイパス、北バイパスと走り、熊本電鉄の路線をオーバーパスする前に側道に降り、須屋駅方面へ走って左折し、日田街道に出て北へ。御代志駅のところで左折し、県道37号線を右折。塩浸(しおびたし)のバス停から左折して上生(わぶ)川沿いの道を走る。

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続いて合志川沿いの道へ。

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中富小学校のところへショートカットして橋を渡りすぐ右折。

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菊池川→迫間(はざま)川→上内田川沿いの道を走り、水辺プラザかもとへ。

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国道325号線の南側にある鉄橋は、九州で最初の鉄道、「九州鉄道」(博多~久留米間)が、明治23年に千歳川(現筑後川)に架橋した九州初の鉄橋「千歳川鉄橋」の一部である。大正期に入るとより大型の橋に架け替えられる事になり、古い橋の一部が当時開業の「鹿本鉄道」の菊池川鉄橋として移設された。その「鹿本鉄道」も昭和40年に廃止され、昭和58年、旧鹿本鉄道の路線跡が自転車道(ゆうかファミリーロード)になるにあたり、菊池川鉄橋は撤去され、その一部がここに移設されている。

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そのような歴史的背景があってか、大分むぎ焼酎「二階堂」のCM「文字のかけら」のロケ地として利用されている(一瞬だけどね)。

水辺プラザかもとで燃料(栗どら焼き)補給。

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上内田川沿いに北へ走って、久しぶりの不動岩をカメラに収め、

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ペプシンさんお気に入りの扇形分水器に立ち寄る。

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当初、あんずの丘を目指して進んでいると、『隈部氏館跡』の案内板が目に入り、行って見ることにする。

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県道37号線から県道18号線に入り、少し走って右折し、坂を上る。標高にして200mほど上り、林道に突き当たる前に左折してさらに坂を上り、『隈部氏館跡』に到着。

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約500年前、菊池一族隆盛の頃に築かれた山城で、山腹にはいくつもの堀切が残っている。

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館跡には数棟分の家屋礎石が並び、泉水跡、庭園跡等も発掘されている。

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南側の眺望が素晴らしく、遠くは普賢岳も見えるという。

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少し上には隈部氏の墓石群。

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これらの史跡は、2009年に国指定史跡となっている。 そこからさらに少し上って菊池矢谷林道に突き当たり、右折。しばらくアップダウンを進んで右折し、上ってきた道に戻って、県道18号線に突き当たり左折し、県道37号線に右折して南へ。

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県道196号線との交差点を右折して500mほど走った左側にみつけた「Cochi Cafe & Zakka」。

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「OPEN」と書いてあるので入ってみる。

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ランチ(1200円)があるので、ドリンクはアイスコーヒー、6種類ほどのパスタとリゾットから、ベーコンとモッツァレラチーズのトマトパスタを注文。 少し高いけど、前菜もしっかりしており、

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パスタも本物であった。

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ご馳走さまでした。 そこから上内田沿いの道を走って水辺プラザかもとを経由して、帰りは県道37号線をひたすら南下。

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陽が射してきて暑くなり、ユーパレス弁天で休憩。

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その後もしばらく県道37号線を走り、合志町須屋の知人宅に寄って、北バイパスに入り、いつもの通勤路を進み、大藪サイクルに寄って帰る。 本日の走行距離:76.0km

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