荒尾（？）の銀輪太郎さんのブログ「自転車でさるく」のレポートを見て、噂の馬肉の丼を食べに行く事にする。 土曜の午前中の仕事を終え、クロスバイクで職場を出発。梶尾町から高速道路沿いの道を北へ進み、植木工業団地を抜けて小野泉水公園でトイレ休憩。
植木支所方面へ坂を登って行くと、竹やぶに案内板が・・・。
竹やぶ沿いの道を15ｍほど行くと左手に、小野小町の父、小野良実の墓と伝えられる宝塔。
解説板によると、小野良実は、彼の父親と藤原氏との争い事に巻き込まれ、肥後の国山本郡（現在の植木町）に流罪となり、そこで生れたのが娘の小町。この宝塔は彼の墓と伝えられているが、宝塔自体は中世の時代のものであり、良実の時代とは大きく異なる・・・とある。 もう少し上って国道３号線に出て右折。種田山頭火ゆかりの味取観音堂の手前にある、九州食肉産業の売り場に到着。
その一角にある、まかない食堂「力こぶ」は12時～14時の営業。
上品なご婦人には決してお薦めできる雰囲気ではないが、運ちゃんや肉体労働のおにいちゃん達、あるいは自転車乗りのおっさんには嬉しいハイ・コストパフォーマンス。丼物、カレーなどがなんと350円！ 一番人気という『馬焼肉丼』を注文。
普通盛りが350円で、これを小盛りの『エコ盛り』にすると300円だけど、このエコ盛りが普通の店の飯盛りと同じくらい。500円の大盛りにすると、とんでもない量になるとか・・・。 味つけはやや強めで、唐辛子が効いている。肉は端肉のようだが、贅沢を言うてはいかん。 ミニうどんもまずまずのお味。 腹いっぱいになって帰路へ。 国道3号線を南へ。植木から旧道に入る。植木天満宮は西南の役の緒戦になった場所。
それからもうしばらく旧道を進むと、もうひとつ史跡が・・・。
名前に憶えがないので、ネットで調べると・・・ 『河原林少尉は連隊旗手でありながら、退却する味方を助けるため殿軍を努め、命を落としました。その際、カバンに入れていた軍旗が薩軍に渡ってしいました。乃木少佐は河原林少尉が戦死し、軍旗が奪われたことを知ると、死を覚悟して奪い返そうとしましたが、部下に止められ思いとどまりました。 以後、乃木少佐は軍旗を奪われたことを一生の恥とし、西南戦争終結後も悩み続けることになります。』 ・・・ああ、やまえろさんのブログ（最近、更新ないなあ）でそんなこと書いてあったなあ。 旧道から左折して坪井川沿いの道に入る。
こうなるともうオートマチックに坪井川沿いの道を何も考えずに進み、いつものように帰った。
