くまもと自転車紀行

熊本市およびその周辺を走行した記録や装備・メンテなど、自転車にまつわることがらを中心としたブログです

しだれ桜ポタde吉次峠

ソメイヨシノの開花宣言が出された熊本市。みきたかさんのブログで宇土の轟水源の裏の公園のしだれ桜が六分咲きというのを見て、しだれ桜ポタに出かける。 昨日買ったSPDシューズにクリートを着けて、午前8時過ぎにクロモリロードバイクで出発。先ずは立田山緑地公園を目指す。東バイパスから北バイパスに入り、ビオトープ立田の杜の入り口の少し前で左折し急坂を上る。坂の横に見事な緋寒桜が咲いている。

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しだれ桜の並木が立田山緑地公園の池のほとりにあるので、行ってみると、ほとんどがまだ蕾で、一本だけが五分咲き程度に咲いている。

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『しだれ桜』と言っても色々種類があるらしく、開花時期も違うらしい。そこから植木町辺田野を目指す。先日、木曜日に外で仕事した時にパートさんから『しだれ桜が綺麗に咲いている』と教えてもらったのだ。 万石方面に降りて坪井川沿いの道を走り、左折。山室あたりで国道3号線に出て坂を登る。下硯川の民家の庭先に咲いている小振りのしだれ桜を写真に収める。

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国道3号線を北へ走り、北部消防署の方へ左折するとパンの焼ける良い匂いがロードバイクを包み、誘われるようにパン屋さんへ。

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店の前には、待ってましたと言わんばかりにバイクスタンド。

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デニッシュ類が特に美味しいという。

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店名の『ベッカライ ヘスティア』の意味を尋ねると、『ベッカライ』はパンを焼くかまどの事で、『ヘスティア』は女神の事だと言う。バイクスタンドは、ここの店長がTrekのロードバイク乗りだから。『でも冬場はあまり乗れていない』と笑っていた。デニッシュと珈琲を注文し、しばし寛ぐ。

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そこから坂を下り、鹿児島本線をアンダーパスして県道31号線に突き当たって右折し、辺田野地区を目指す。

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ガーデンハウス・ウエダの200mほど手前で左折し、道なりに行くと、やっと案内板。

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その少し先の民家の庭先には西南の役の熊本隊本営跡地が。

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そこから少し坂を登ると『笹尾のシダレ桜』が姿を現す。

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丁度そこに通りかかった犬の散歩のおばちゃんが、「この先の墓地の所にもしだれ桜の並木があるよ。」という事でもう少し登るとその並木。

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墓地の片隅には官軍将校の墓も。

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折角ここまで登ってきたので、さらに上に行けば吉次峠へ出られるか、地元の人に聞くと、「行けるけど、自転車はきつかろう?」と言うので、『何を仰る。こちらは坂バカのMがかりなんだぞ!』と心の中でつぶやき、登って行くと、結構な斜度となり、しかもコンクリート舗装の路面がめちゃくちゃで、確かにきつかった。それでも何とか登って行き、農作業のおとうさんに道を聞きながら吉次峠を目指す。

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途中、気合の入った記念碑や

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斜面に見事な山桜の樹があり、写真に収める。

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やがてガーデンハウス・ウエダの所から上がってくる広い道に合流。

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そこから左折してすぐの所を左に上がって行くと吉次峠戦跡が公園になっている。

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向こうに見える半高山にも登ってみる。

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山頂には展望所もあり、桜の樹も多く植えられている。

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展望所からは西の方のみ眺望良好。

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吉次峠戦跡の桜に比べると、こちらは日当たりが良いらしいく、五分咲きくらいの状態。

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そこから三の岳をぐるっと回って帰ることにする。空が曇ってくきたのでスピードを上げる。途中、半高山での戦いで戦死した薩軍一番大隊長の墓も。

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赤仁田の集落で今回も道を間違えて、急坂を下りて県道に戻り、実山ループの南側を通って県道1号線へ。

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左折して、ナルシストの椅子で休憩。普賢岳が水墨画のように見える。

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その後も県道1号線を走り、峠の茶屋を過ぎて下りへ。

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あとはいつもの様に、藤崎宮を経由して明午橋を渡り、大江の熊本市立図書館の前のインド食堂へ。

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ノンベジタリアンランチ(鶏のひき肉とひよこ豆の煮込み)を食べて帰る。

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本日の走行距離:50.8km

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