くまもと自転車紀行

熊本市およびその周辺を走行した記録や装備・メンテなど、自転車にまつわることがらを中心としたブログです

金峰山周遊

朝の冷え込みも緩んで来たので、クロモリロードバイクにまたがって金峰山へ。

明午橋を渡って県道1号線を走り、貢町から硯川までは「ゆうかファミリーロード」でのんびりして、

アップダウンを走って

木留(きどめ)から左折して坂を上り、

吉次峠を越える。

左へ折れて三ノ岳の北の中腹をぐるりと回ると

有明海が見え始め、

赤仁田、東小天の集落を抜けると、

再び県道1号線に入る。

そのまま南へ走ると、「ナルシストの丘」の北側約400mほどの右手に目新しい、大きな観音さまが見えてきた。

早くも「ナルシスト観音」と呼ばれ始めたこの観音様が建立されたのは昨年12月。

建立したのは地元でミカン農家をしておられた原口さんで、ご高齢ながらも西区河内町芳野校区の地域の活性化を幅広くおこなっておられる方。

台座の趣意書を写真に撮って、

Google Lenseで文字画像をテキストに変換後、最近何かと話題になっている、”Open AI” の”ChatGPT”で原文を要約させると、

 

「日本は世界大戦後、復興に心血を注いだ先人たちの汗の結晶である高度な製品を生産し、世界経済の大国になった。自動車の普及に伴い、交通事故が多発する中、小生の60年無事故達成を記念して、観音像を建立し、交通安全を始めとする各現場の無事故を願うものである。」

ということらしい。

この後は県道1号線を

今は亡き「ナルシストの椅子」の方が眺め良好!


下って上って大将陣の棚田の様子をチェックした後は

鳥越峠から県道1号線を下る。

途中、県道脇の、噂の「ラブパーキング」を、ちょっと見学。

この土地の所有者によれば、「以前はただの空き地で、山道を走るドライバーがUターンをしたり、ちょっと休憩するようなスペースだったのですが、時々、ドライブに来た若いカップルがここに車を停めてイチャイチャしていることもあった。それだったら、ちゃんと料金を取る駐車場にして、その代わり、カップルやドライバーが安心して休んだり、楽しめるようなスペースにしようと思った」とのこと。

所有者手作りの竹竿とブルーシートのみのアメニティーと2時間500円のコスパを、どう評価するか・・・難しいなあと思案しながら、さらに坂を下り、上熊本からは朝来た道を帰った。

小天付近のミカン畑のしだれ梅

本日の走行距離:44.5㎞