くまもと自転車紀行

熊本市およびその周辺を走行した記録や装備・メンテなど、自転車にまつわることがらを中心としたブログです

「自転車で遠くへ行きたい」

ひょんなことから排泄関係の世界に足を踏み入れたついでに勉強しようと、熊本市立図書館に行き、「なぜ本屋にいるともよおすのか」という本を借りた。借りるのが一冊ではもったいないので、図書検索の端末に「自転車」と打ち込んだら、最近、コルナゴ部長さんのブログで紹介されていた「自転車で遠くへ行きたい」という本があったので、借りることにした。

画像

初版が2008年6月で、著者が米津一成という人。1959年の生まれなので、わたしの3つ下。42歳の時に夫婦で「ツールドおきなわ」の本島一周サイクリング(初日180km、二日目150km)参加を幾にロードバイクによるロングライドに目覚めたらしい。Mixiのコミュニティに、一万数千のメンバーを有する「自転車で遠くへ行きたい」を主宰しているそうな(本日、そのコミュニティを覘いてみたが開店休業のようであった)。本業はWebサイト作成会社の経営で、片道12kmの自転車通勤をしているそうだ。 本の構成は、「プロローグ」に続き、 第一章「ロードレーサーという乗り物」ではロードバイクについての概論。 第二章「100kmを走る」では、ロングライドに最低限必要な事柄。 第三章「200kmを走る」では、「ツールドおきなわ」の初参加体験記や輪行についての経験。 第四章「300kmを走る そしてもっと遠くへ」では、「東京~糸魚川ファストラン」体験記、ブルベへの挑戦。 第5章「ロードレーサーをもっと楽しむ」ではロングライドの周辺事項(バイクの軽量化、坂バカ、女性自転車乗り、レースへの参加など)。 最後に「あとがき」。 中年になってロードバイクに乗り出し、ロングライドに嵌って行くという、自分と似た境遇の著者に共感する点が多く、文章も平易なので読みやすい。ただし、ロングライドと言っても、わたしの場合は120kmくらいしか走ったことがなく、それより長い距離に関しては未知の世界なので、勉強になることが多かった。 特に、「東京~糸魚川ファストラン」という明治大学の自転車部OBを中心に運営されている大会は初めて耳にするもので、興味深かった。

画像

さて、現在の自分の脚力とライフスタイルで考えると、自分にとってのロングライドは100km~150km程度がせいぜい。 ただし、もう少し休みが増えて二日連続で休日が取れるような生活になればもう少し長い距離に挑戦してみたい。そして200kmであれば、ブルベにも出てみたい。

画像

さらに、「ツールドおきなわ」

画像

のようなレースにも一度くらいは出てみたい、とは思っている。 あ、そうそう、Mixiのコミュニティ「自転車で遠くに行きたい」は開店休業のような状態みたいだが、ちゃんとブログがあった。

画像

コルナゴ部長さんやラピュタのことなどが書いてある。