くまもと自転車紀行

熊本市およびその周辺を走行した記録や装備・メンテなど、自転車にまつわることがらを中心としたブログです

新春干支ライドその3

今日は、今年の干支の「午」の字のつく場所を廻ることにしてクロモリロードバイクで出発したが、残念ながら熊本に「午」の字のつく地名は皆無で、わずかに、白川にかかる「明午橋」があるくらい。

江戸末期までは白川にかかかる橋は長六橋だけだったが、安政4年(1857年)の巳年に造られた安巳橋(やすみばし・あんせいばし)に続く、3番目の橋で、完成した明治3年の干支が庚午(かのえうま)と、明治時代になって最初の午年であることを記念して「明午橋」と名付けられた。

昭和28年の熊本大水害までは木造の橋で何度も流されたが、昭和35年(1960年)に鋼橋が架けられ、現在の橋は平成30年(2017年)に完成した。

その他に「午」のつくものは、熊本市内では明午橋の近くのこちらのクリックと、

銀座通りのこちらの居酒屋くらいしかネット検索にひっかかって来なかった。

ちなみに「午砲台」の「午砲(ごほう)」とは時報のために撃つ大砲(空砲)のことである。日本では正午に撃つことが多かったため、正午の砲として「午砲」と称され、俗に「昼ドン」あるいは単に「ドン」と呼ばれ、午砲を撃った場所は「午砲台」と呼ばれたのだ。

熊本城では明治期から昭和初期にかけて、熊本城の、本丸御殿の北側の月見櫓跡に大砲が置かれ、山崎町方面に向けて午砲が撃たれた。

熊本滞在中に毎日その音を聴いていた夏目漱石は次のような句を残している。

午砲打つ 地城の上や 雲の峰

そんな訳で、熊本の午砲台である月見櫓跡を見に行こうと坂を上がって二の丸駐車場に駐輪して熊本城へ。

現在の入場料800円が、熊本市在住の65歳以上になると無料となる特典をいただき、多くの外国人観光客とともに空中回廊を進む。

その空中回廊の付くところが月見櫓跡である。

丁度、その昔なら午砲が「ドン!」となる時刻で、

その音で空気が震えるのを想像しながら月見櫓跡周辺を散策した。

この付近に午砲が置かれたかと思われる

空中回廊を戻って駐車場へ帰り、第一高校方面へ下りて、老舗のカレー店でチキンカレーを堪能して帰った。

店内は動画・写真撮影禁止

本日の走行距離:十数キロくらいだったけど歩き回って疲れた。