くまもと自転車紀行

熊本市およびその周辺を走行した記録や装備・メンテなど、自転車にまつわることがらを中心としたブログです

拝ケ石を拝みに金峰山へ

明日の日曜日は天気が悪そうで、予定していた『+Cサイクリング』も中止になった。そこで仕事が終わって昼過ぎから近場へサイクリング。 金峰山の峠の茶屋から芳野へ行く道で何度か『拝ケ石』の案内板を目にした事があるが、まだ行った事がないので行ってみる。 午後2時過ぎにクロモリロードバイクで自宅を出発。鎌研坂から峠の茶屋を目指す。

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丁度、峠のところでランナーとすれ違い、挨拶するとなんと、元同僚のY田くん!小萩園の方から上がって来たんだと。頑張ってるなあ。

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峠の茶屋から右折して芳野方面へ。

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JA芳野の100mくらい手前の右側に『拝ケ石』への曲がり角。

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10mほどの激坂を登ると、駐車スペースがあって、そこからが登り口となる。

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『拝ケ石』というと一個の石の事のようであるが、そうではなくて、小高い丘への数百mほどの道筋にいくつも点在する巨石、あるいは巨石群からなることを前日の下調べで知った。

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駐車スペースからは荒れた砂利道で、MTB用のビンディングシューズでもやや歩き難い。

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250mくらい登った右側に『方位石』の看板。誰が落としたか、サングラスが掛けてある。

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そこから20mほど奥に入ったところに幅約2mの『方位石』。

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道に戻って50mほど坂道を登るとその先は階段になっている。

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ロードバイクを置いて登って行くが、階段の丸太が苔むして滑りやすいので、靴底の硬いビンディングシューズは登りにくい。

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苦労して100mくらい登るとそこが『拝ケ石巨石群』。

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中心に祠が建っている。

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横に回る。

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そして巨石群を背後から撮影。

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そこからさらに20mほど登ると『頂上石』。

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6個の巨石がサークル上に並んでいる。

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その中の中心にあるものが所謂『頂上石』らしい。

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頂上石のさらに先の斜面に『亀石』。

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なるほど亀の格好をしている。

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この亀石の後ろに回るとあらびっくり!亀の甲羅の模様がついている。

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そして南の斜面にある『メンヒル』。

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金峰山山頂の方角を向いて立っている。

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見下ろした写真では小さく見えるけど、高さ6mもある立派な石。

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それにしても何で『メンヒル』なんだろう? ・・・後で調べたら、メンヒルというのは『ヨーロッパ先史時代に立てられた、単一で直立した巨石記念物』(Wikipedia)なんだそうな。 階段の下まで降りて、ついでだから『硯ケ水』も見に行く。 こちらのなかなかの坂道が300mほど続いている。

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もう引き返そうか?と思い始めたときにやっと案内板。

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その下に水場。

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まだ真新しいビンディングシューズをすっかり汚してしまって帰路につく。 芳野の交差点から県道101号線を下る。途中から東門寺方面へ左折。立福寺町まで、ジェットコースターのような細い山道を下ってゆく。

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太郎迫神社を経由し、ゆうかファミリーサイクリングロードを走る。

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横手を経由して鍛冶屋町の+Cへ。『店舗営業をしていると身動きがとれない』ということで、すでに3月からサイクリングウェア通販だけの営業になっており、今月いっぱいで店を畳むために残務整理に追われている店長。明日予定していた恒例の『+Cサイクリング』が雨の予報で中止となり、少しもの足りなそうにしている。

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今後の予定など色々伺って、白川沿いの満開の桜を観ながら帰った。

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ここ数日、風邪気味で、出かけるときは喉がイガイガしていたが、鎌研坂の登りで免疫系が活性化したか、はたまた拝ケ石の巨石パワーか、帰った時にはすっかり良くなっていた。 本日の走行距離:42.7km

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