くまもと自転車紀行

熊本市およびその周辺を走行した記録や装備・メンテなど、自転車にまつわることがらを中心としたブログです

虫に咬まれていたらしい

先日の日曜日の阿蘇3峠サイクリングの夜、入浴していて、左のふくらはぎに胡麻粒くらいの紅い点が2個出来ているのに気がついたが、痛くも痒くもないので放っておいた。そしたら、翌月曜の朝、赤味が広がっていた。

画像

月曜の夜になると痒みが出てきて、翌火曜日の朝には赤味が強くなり、腫れも広がってきた。

画像

写真では判りにくいが、楕円形に平たく腫れている。

画像

ネットで調べると、どうも蚋(ブユ)に咬まれたらしい。痒み止めに、家にあったステロイド軟膏(抗生物質配合)を塗る。

画像
画像

ブユに咬まれた際の痒みはしつこくて、一週間くらいは続くらしい。そこで、軟膏の効果を高めるために、薬剤師さんに聞いて、ひと工夫する。軟膏を塗った所に、上からサランラップを貼り、

画像

絆創膏で留める。

画像

翌日には痒みもかなりとれて、赤味も少し枯れてきた。

画像
画像

Wikipediaによると、蚋(ブユ)はブヨ、ブトなどと呼ばれ、『成虫は、イエバエの4分の1ほどの小ささである。天敵はトンボ。 カやアブと同じくメスだけが吸血するが、それらと違い吸血の際は皮膚を噛み切り吸血するので、多少の痛みを伴い、中心に赤い出血点や流血、水ぶくれが現れる。その際に唾液腺から毒素を注入するため、吸血直後はそれ程かゆみは感じなくても、翌日以降に(アレルギー等、体質に大きく関係するが)患部が通常の2~3倍ほどに赤く膨れ上がり激しい痒みや疼痛、発熱の症状が1~2週間程現れる(ブユ刺咬症、ブユ刺症)。体質や咬まれた部位により腫れが1ヵ月以上ひかないこともままある。ひどい場合はリンパ管炎やリンパ節炎を併発したり呼吸困難などで重篤状態に陥ることもある。』 人間にとっては怖い害虫であるが、幼虫は清流がないと育たないため、ブユがいるということは清流がある、という環境指標生物でもある。 いつ、どこで咬まれたということであるが、心当たりはアスペクタの駐車場。アスペクタの入り口ゲートから直進して数百メートルの右側にある、ドッグランの所に車を留めたが、その横に小川が流れていて、ゴールデン・レトリバー他数匹が遊んでいた。

画像

さらには、昨年のサイクルマラソン阿蘇望に参加したという、「おそれしらず」さんのブログにもアスペクタの駐車場でブユに咬まれたことがレポートされている。 また、「ブユは、朝・夕の各一時間程度しか活動しない」との事なので、朝の集合時に咬まれたのであろう。まったく気づかなかった。 さて、ブユに咬まれないようにするにはどうするか? 1.肌を露出しないようにする。 2.ブユの嫌うものを肌に噴霧しておく。 ブユの嫌うものとしては、ハッカ油が有名で、登山用品専門店ではスプレーなどを売ってあるが、割高だという。 自称「アロマセラピスト」の嫁に聞いたら、ちゃんと持っていた。

画像

なんでも、アロマセラピー用のペパーミントオイルはとても高いので、比較的安い国産を買っているのだと。 ちなみにエアーサロンパスもブユが嫌うとのこと。 ハッカ油もエアーサロンパスも汗などで落ちやすいため、効果はあまり持続しないとか。 虫除けスプレーで、ブユにも効果があるものが売られている。 うちにある虫除けミスト。

画像

おもに、飼い犬にふりかけ、ダニ・ノミ退治に使用しているが、効能書きを見ると・・・

画像

ちゃんと、ブユにも対応していた。 成分中の「ディート」という物類が、蚊、ダニ、アブ、ブユなどの吸血昆虫に効果があるが、視神経炎や皮膚炎などの副作用があるために、使用を嫌がる人たちもいるらしい。 最後にブユに咬まれた際の処置であるが、咬まれたのに気づいたら、ポイゾンリムーバーで毒液を吸い取る。

画像

咬まれた部分を冷やす。などで症状を軽くすることができるらしい。 赤く腫れて痒くなったら、ステロイド軟膏の塗布。今回試したように、サランラップで覆うとより効果がありそうだ。