昨日の予報では雨だったけど、走れそうな空模様なので明午橋を渡って金峰山へ。
植木町木留(きどめ)から吉次峠を越え、木葉山周辺に現れたミニ雲海を眺めながら
三の岳の山腹を廻って
県道1号線を上がり、野出峠を越えて
JA芳野からは太郎迫へ県道101号線を下って帰った。
さて、この1週間ほど雨模様の日が続いたので、通勤にライドにこき使っているクロモリロードバイクのメンテナンスに勤しんだ。 駐輪時に何度かうっかり倒してハンドルバーテープに穴ポコが開いたり、
後輪のギアシフトのケーブルがささくれだってきたりしているので、
バーテープを巻き直すついでに、ギアシフトのケーブルとブレーキケーブルも新しい物に交換することにした。 必要物品を購入し、
ブレーキケーブルやシフトケーブルの先端に付けてあるキャップの部を切り落として作業開始。
ちなみに自転車で言う「カーブル」は、内側の、ワイヤー状の「インナーケーブル」と、外側の筒状の「アウターケーブル」からなり、
交換作業は新しいアウターケーブルの長さを、今付けてあるアウターケーブルの長さに合わせて切るところから始まる。
これが案外面倒な作業で、わたしのケーブルカッターは安物なのか、それとも使い方が悪いのか、アウターケーブルをカットすると断面がいびつになるので、
ヤスリで金属部を平坦に削り、
穴開けや目付に使う「くじり」という道具で穴の形を整え、
被膜のビニールをハサミで切り揃えたりで、
いつもひと苦労。 ケーブル類の準備ができて、交換を始めた時に問題発生! 後輪のギアを変換する「リアディレイラー」のケーブルテンションアダプターという箇所に不具合が見つかり、リアディレイラー自体の交換が必要となったのだ。
困ってしまって、サイクルショップのクシさんに相談したところ、「使い古しで良いなら・・・」ということで同型のものを譲っていただいた。
チェーンを外して問題のリアディレイラーを交換し、ブレーキケーブル、
シフトケーブルを入れ換えて、
前後のブレーキや前後のディレイラーに仮止め。 この際、いつも家族の誰かに手伝ってもらっていたので、今回は専用工具の「インナーワイヤープライヤー」を購入しておいたものを使ったらケーブル類の取り付けが格段に楽ちんになった。
交換したリアディレイラーの調整を念入りに行い、
新しいチェーンを入れてギアシフトの調整をして、
最後にケーブルの末端にキャップを取り付け固定して作業を終了。
ショップの人だったらおそらく1時間くらいしかかからないことを何時間もかかってしまったけれど梅雨時の鬱陶しさを忘れさせてくれた。
本日の走行距離:49.9㎏