折角の休日に職場に行く用事や法事などもあって遠出ができないので、いつもより少し時間をかけて通勤路を走り、周囲の植物の写真を撮って来た。
桜が散って、ツツジをはじめ、
ヤマボウシや
ハナミズキ、
シバザクラ
などの植栽が眼を楽しませてくれる一方、在来種、外来種の色んな植物たちも路傍で健気に生きている。
(ナガミヒナゲシ)
自転車通勤を始めた頃はそれらの名前もあまり知らなかったかれど、調べているうちに少しずつ名前を覚えてきた。
(ヒマラヤ原産のヒメツルソバ)
(あちこちにマツヨイグサ)
(テキサスにもたくさん咲いていたヒルザキツキミソウ)
(可愛いコメツブツメクサ)
(春の七草のひとつ、ホトケノザ)
(カナメモチの新葉)
(近年、勢力範囲を広げているマツバウンラン)
(甘い香りのノイバラ)
(爽やかなシロバナタンポポ)
(ちっちゃなオオイヌノフグリ)
(タンポポに似ているノゲシ)
(天麩羅にすると美味しいヤマフジ)
白川越しに望む立田山は、山肌のあちこちが黄色調になっており、
これはどうもシイノキの花が咲いているかららしい。
北バイパスの麻生田交差点の前後にあるアメリカ楓(モミジバフウ)の並木からは実が多量に落ちてきていて、「まっくろくろすけ」の雰囲気。
それと一緒に落ちているのは、
アメリカ楓の雄花で、
雌花の近くに咲くけれど、
受粉が終わればさっさと落とされて雌花だけが残り、
秋には実となる。
そして春が終わると、いよいよこの方たちの攻勢が始まる。
(初夏から秋にかけての雑草の王様・クズ(葛))