くまもと自転車紀行

熊本市およびその周辺を走行した記録や装備・メンテなど、自転車にまつわることがらを中心としたブログです

鼻水のもんだい

自転車に乗っていると、夏は汗と闘うが、冬は鼻水と闘っている。

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(写真はイメージです)

わたしの場合、寒い空気の中で自転車に乗ると、約1分で涙が流れ出てくる。

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涙はそれほど気にならないけど、それから数分後に出てくる鼻水がなかなか厄介。 そもそも鼻水というのは(涙管を通って流れて来る涙を除くと)、鼻腔内の鼻腺、杯細胞などから分泌された粘液、および血管からの浸出液や白血球、それに殺菌力のある酵素などの混合物である。鼻から吸った空気に適度な湿り気を与えたり、気道の粘膜を病原菌から保護するために常に分泌(一日に1~2リットル)されているが、通常は無意識のうちに飲み込んでいる。

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風邪をひいた時や、花粉症にかかった場合などには、鼻や喉に付着した病原菌や花粉を殺菌し洗い流すために大量の鼻水が分泌され、鼻からあふれ出る。 同様に、気道に冷気が吸い込まれた時の反射や、身体の運動によって鼻粘膜の血液の流れが増加すると、やはり大量の鼻水が分泌されることになる。 通常生活では、ティッシュペーパーで鼻をかめば済むけども、サイクリングの途中、特にグループで走っている時にはそういう訳にも行かない。 昨年末、TEAMO3の忘年会ならぬ『忘走会』をした時は、えらく寒い日で、参加のメンバーは皆、鼻水に苦しめられた。その内の数名は片っ方の鼻の穴を押さえて、器用に鼻水を飛ばしていた。 そう言えば、色んなスポーツで外国人選手が同じようにやっていたなぁ。 サッカー

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テニス

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野球

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アメフト

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勿論、自転車競技でも

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なんとフィギアスケートでも

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(あ、これは故意ではなくて遠心力による不可抗力ですな。美姫ちゃん失礼しました。)

英語圏では、この技を"snot rocket (鼻水ロケット)"と言うらしい。

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ネットで調べていたら、日本語にも同じような言葉があり、これを『手鼻』と言うことを初めて知った。 さらに調べると、平成18年発刊の『CYCLE SPORTS』で

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「カッコいい自転車乗りになる!」という特集があり、何と、その中で、「鼻水をかむのにティッシュいらず。便利な(?)手鼻をさりげなくかめば立派なロードレーサーと認定できる」と書いてあるのを紹介したブログがあった。 要約すると・・・ 「手順は片方の鼻の穴を押さえて、思い切りよく『フンッ』と!が鉄則」 「勢いと角度が手鼻の命だ。」  「中途半端な噴出はジャージやシューズを汚すだけ」 「ただし、一般市民の面前では慎むのが賢明だ」 「ヒジは出来るだけ上げるようにすると誤爆を防げる」 「後方確認を怠ると、勝負以外のところで火花が散ることになるので注意」

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今度、ひとりでポタリングに行く時、山道で試してみようっと。