くまもと自転車紀行

熊本市およびその周辺を走行した記録や装備・メンテなど、自転車にまつわることがらを中心としたブログです

O3達で石橋ツアー

昨夜から降った雨が早朝には上がり、午前7時にKENさんからO3サイクリング・『走り終えたらあなたも立派な石橋博士!』を決行するメールが届いた。 準備をして午前8時15分頃、クロモリロードバイクで出発。集合場所の浮島神社に向う。道路はしっとり濡れており、目指す山間部はまだ雲に覆われている。

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浮島神社前に集まったO3のメンバーは、Benbowさん、みきたかさん、Oさん、KENさん、初参加のmoriくん。

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今日のコースは熊本の石橋に造詣の深い、『石橋博士』こと、Oさんが設定。公私共にお忙しい中、試走までしていただき、感謝!そのOさんのブリーフィングの後、スタートし、まずは御船へ。

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最初の石橋は、木倉小学校前の門前川橋。

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緑川地域で最も古い橋だと言われており、その工法などについて詳しく解説していただく。やはり詳しい人の説明があると理解度が全く違う!

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次に、国道443号線を渡り、県道221号線に入って、軍見坂(ぐみざか)を上る。

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しばらく走って右折して下り、八勢目鑑橋へ。

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国内最大級の単一アーチ橋で水路橋との複合橋になっている。橋に続く約500mの石畳は旧日向往還の名残。

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ここへは桜の頃にまた来たい。 坂を上り返して、県道221号線を左折し、マミコゥロードとの交差点から左折。国道445号線までの長い下りを快調に飛ばす。国道445号線を越えてから上り、餃子屋から左折し、甲佐に下りて県道152号線に入り、甲佐の街中を抜けて国道443号線に入り、坂を上って、お馴染み、二俣橋へ。

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小筵へ上がって、コムシロンカフェで昼食。

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トルコライスや

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ピザでお腹を膨らし、その後、話し込んで1時間ほどゆったりお昼休み。

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国道218号線を少し山都方面へ走り、道を外れて馬門橋(まかどばし)に到着。

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ここへは始めて来た。先ほどの二俣橋と同じく、備前石工の作らしい。すぐ横には立派な滝もあり、なかなかいい雰囲気の場所。

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国道218号線の坂を上り、県道321号線の交差点を右折して田舎道を走り、わたしの好きな大窪橋へ。

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特徴は石橋のアーチの内径の中心が水面より下にある・・・つまり半円以下のアーチであるためなだらかな作りとなっているけど、これ以上なだらかに作るとアーチが崩壊してしまう可能性がある・・とのこと。ふむふむ。 ここへも桜の頃にまた来たい。 砥用の旧道を走り、県道153号線に入り、アップダウンを走って、船津ダムのダム湖の先の辺りの路傍にある、県橋(あがたばし)。

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ここは何度も通っているけど、気がつかなかった。 そこから少し上って、道を右へ折れ、さらに坂を上って案内板に従って砂利道を100mほど歩いて雄亀滝橋(おけだけばし)へ。

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橋本甚五郎と並び称される稀代の石工岩永三五郎の作品でその後の通潤橋の手本となる日本最古の水路橋である。

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県道153号線に戻り、アップダウンを走って、緑川ダムを経由。エコーラインへ下って、霊台橋へ。

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船津峡に架かる国内最大の単一アーチ橋 工期7か月 威風堂々のたたずまい・石組みの美しさ全てにおいて日本一の目鑑橋であり種山石工の存在を日本中にとどろかせた橋。 そこから国道218号線を山都方面へ少し走って左に折れ、激坂を上って、

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峠を下り、県道220号線に突き当たって左折。少し走った、吉君の集落に掛かる橋から見下ろした井竿橋(いざおばし)。

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ここも何度も走っているのに、全く知らなかった。 さらに少し走ったところの右側に、本日最後の小さな石橋、西の鶴橋(にしのつるはし)。旧道はこの橋を渡っていたらしい。

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県道220号線を走って緑川沿いを走り、甲佐の簗場で休憩後、甲佐の町道を走り早川の所から右折して、初めて走る道で峠越えをして玉虫団地の中から左折。御船川の南岸沿いの細くて感じのよい道を走り、御船の街を抜け、朝来た道を帰る。

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そして浮島神社へ到着。

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お疲れ様でした。企画、試走、先導、解説と一人で何役もこなされたOさん、本当にありがとうございました。

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(品質管理が専門の、みきたかさん撮影)
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(いい加減な、わたくし撮影)

お陰で、『石橋博士』に少しだけ近づけた・・・かな? 本日の走行距離:95.1km

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