くまもと自転車紀行

熊本市およびその周辺を走行した記録や装備・メンテなど、自転車にまつわることがらを中心としたブログです

通潤橋へ自転車で行く

絶好のサイクリング日和。久しぶりに100キロほど走ってみたくなり、自転車ではまだ行ったことのない、矢部へ行くことにする。矢部と言えば通潤橋だが、その通潤橋への水を供給している「円形分水」なるものがあることを知り、そこへ行くのが最大の目的。 長袖のジャージにウィンドブレーカーを着込んで午前9時過ぎに出発。今朝の最低気温は7℃であったが最高気温は22℃の予報。東バイパスから電車通りを左折し、健軍の電停で右折し、商店街を抜ける。
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水前寺江津湖公園の広木地区のところから左折し、秋津川沿いの道にでる。坂本竜馬も訪れた横井小楠の旧居前を通る。
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益城町に入り、県道57号線を右折。気温も上がってきて、登りに備えてウィンドブレーカーを脱ぐ。道幅が次第に狭くなり、登りの勾配が次第にきつくなる。この道は交通が少なく、やがて、鳥の声と自転車の車輪の音そして自分の息遣いだけが聞こえる。しばらくすると御船町に入り、勾配がやや緩くなる。
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いくつかのアップダウンを繰り返し、やがて山都町へ入る。
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山都町に入ると何故か急に道が立派になるが、相変わらず登り基調のアップダウンが続き、足の筋肉に乳酸がたまって来る。やがて御船からの国道445号線に出て、これを左折する。相変わらずのアップダウンを繰り返し、矢部に入り国道218号線を左折する。またまたアップダウンを繰り返し、野尻の交差点を左折し1キロほどで「円形分水公園」に到着。
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この円形分水で7割を通潤橋へ、3割(写真で円の右上の部)を地元の野尻地区に給水しているらしい。
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分水器に来る水を川から取っている所が200mほど先にあるので、そこにも行ってみる。
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写真で左の水路が分水器へ繋がる。路傍にスミレやカタバミが咲いており、写真に収める。
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そんなことをしていたら正午を過ぎ、流石に腹が減ってきた。矢部へ引き返し、「道の駅通潤橋」で昼食にカレーを食べる。辛口ルーで、ご飯を追加してついでもらい、お腹いっぱいになったところで、通潤橋の写真を撮りに行く。
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橋の左側の水路で流れ落ちる水が、先ほどの円形分水で流れて来た水なんだろう、きっと。 道の駅の駐車場には昨年の「八朔祭り」で引き回された山車がいくつか展示されており、そのひとつを写真に収める。なかなか迫力がある。
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「道の駅通潤橋」を後にして帰路に着く。
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国道445号線に出て、御船を目指す。矢部ゴルフ場までは登り基調だが、その後は豪快なダウンヒルを楽しむ。「楽しむ」と言ってもスピード恐怖症気味の私にとってはブレーキを持つ手についつい力が入り、結果的には肩が凝る結果となる。下りの途中、自転車を停めてストレッチしながら見上げると、空にきれいな筋雲が出ている。
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御船町まで降りて、川べりの公園で、凝った身体をストレッチしながら一休み。
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御船川沿いの道を熊本市内に向って走るが、このまま健軍経由の最短コースで帰ると100キロを超えそうにないので、回り道をすることに決める。御船インターの先から県道226号線に入り、途中、右折して浮島公園で一休み。
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田舎道を江津湖方面へ進む。このあたりは近くにあるサントリービール工場で使う麦を植えてある。
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木山川にぶつかりこれを左折し、水前寺江津湖公園に到着。うーん、まだまだ100km超えそうにない。
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また回り道して、江津湖西岸の道に出て水前寺から競輪場通りに出て帰った。距離計はぴったり100.1km。お疲れ様でした。
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