くまもと自転車紀行

熊本市およびその周辺を走行した記録や装備・メンテなど、自転車にまつわることがらを中心としたブログです

金峰山でホイールの温度を測る

先日の矢部へのサイクリングで登坂力の低下を感じたので金峰山へ。

いつもの自転車通勤時間と同じ午前6時過ぎにカーボンロードバイクで出発し、明午橋を渡って藤崎宮の参道から県道1号線、31号線を走り、貢町からは「ゆうかファミリーロード」を走る。

硯川からは再び県道31号線に入り坂を上って木留から左折して坂を上がって

吉次峠でコーヒーブレーク。

その先から左に折れて金峰山の北麓を廻って、

赤仁田、古閑の集落を抜けて、県道1号線に合流。

合流する手前にできていた私設の展望所

島原半島の眺めを愉しみつつ坂を上り、

左折してさらに坂を上って野出峠を越える。

二の岳の南麓を走ってJA芳野前へ。

ここから県道101号線で太郎迫まで高低差300mの長い下りだけど、実は、装着しているカーボンホイールは、リムブレーキなので、「下りのブレーキ操作に注意しないと、リムの温度が上がり過ぎて、下手をすると壊れてしまうことがあります」と、ホイールを購入したファブリカの店長さんから脅されていたのだ。

それまで付けていたホイールはアルミ製で、ブレーキ操作で温度は同様に上がるが、熱伝導高いので放熱も速いのだと。

 

リムブレーキ用のカーボンホイールで坂を下る時のポイントは、「弱めにずーっとブレーキをかけるのでなく、強く短くブレーキするのを繰り返してください」のだと。

 

そこで、本日の下りでホイールのリムの温度がどれくらいになるのか、放射温度計を持参したのだ。

これは職場のとある部署で使っている簡易式の放射温度計(日本製)だけど、新しいのを取引業者からもらったので、「壊してもいいです」とのこと。

レーザービームで場所を捕捉して計測

下る前のリム温度が、前輪・後輪ともに15℃。

その後はブレーキを強く・短くかけることに注意しながら、いつもと同じくらいのスピードで下りきってすぐに計測すると前輪が23℃、

後輪が25℃。

50℃くらいになっているかと思ったけど意外と低くて、ひと安心。

 

そんなこんなしていると、近くで道路工事の交通誘導の準備をしている警備員のおっちゃんから話しかけられた。60才くらいのその人は元競輪選手で熊本市競輪場を主戦場に18年間頑張ったとのこと。興味深い話を色々聞いてしまい、その後のリムの温度を計測するのをすっかり忘れてしまったが、約10分後、話が終わった時の温度は16℃で元に戻っていた。

その後は「ゆうかファミリーロード」に入り、朝来た道とほぼ同じように帰った。

本日の走行距離:51.0㎞