輪行の練習に熊本空港へ自転車で行く
休みの日に久しぶりに朝から天気が良いので、どこぞへ遠乗りに行くつもりだったが、変更を余儀なくされる。
嫁さんが、神戸へ行くのに、行きは空港まで車で行き、格安チケットで熊本から神戸へ飛んだが、帰りは新幹線で昨夜遅く帰宅。車は空港の駐車場に置きっぱなしなので、「取りに行け」と。
そこで、買っただけでまだ使ってない輪行バッグの練習を兼ねて自転車で空港へ行くことにする。買っていたのはモンベルの「コンパクト リンコウバッグ クイックキャリー」。
輪行バッグには前輪だけをはずすタイプのものと、前・後輪両方をはずすタイプのものがあるが、これは前輪のみをはずす、お手軽タイプのもの。軽量をうたってあるだけに袋の生地はとても薄い。バッグをあけると、車体の収納袋の他、前輪をフレーム等に固定するバンドが3本と肩掛けベルトが1本入っている。
前輪をはずし、これを「シンチバンド」と呼ばれる固定バンドでフレームやフロントフォークに固定し、適当な場所にショルダーベルトをつける。
収納袋をかぶせ、最下部の巾着紐を締め上げれば完了。
念のために出発前に収納の練習をする。前輪をはずし、ベルトで固定して、肩掛けベルトを付ける。
輪行袋をかぶせる。
袋の下部の巾着紐を締め付ける。
締め付けて余った紐は袋に収納。
これで練習完了。
輪行袋から自転車を出して前輪を装着し、輪行袋をたたんで元に戻し、空港目指して出発する。空港へのアクセスは、通常、国体道路か第二空港線からだが、ともに車の通行が多く路肩が狭い。歩道の舗装状態も悪いので、高遊原カントリークラブの下から上がる道を行くことにする。この道は初めて挑戦する。国体道路を東に進み、高速道路を越えてから、第一空港線へ。戸島の熊本菓房の所から右折し国道443号線に入る。九州産交運輸の先から左折し、高遊原へ上がって行く。ウグイス一年生と思しき拙い鳴き声が聞こえる中、坂道を上がって行くが、途中から急峻となる。この道はどうも、私道らしい。距離的には数百メートル程度ではあるが、GCGC坂クラスの勾配を上がり、そのまままっすぐ進むと高遊原の台地の上に到着。今日は阿蘇の外輪山も少し霞んでいる。そのまま道なりにゆくと、熊本テクノポリスの入り口に突き当たる。ここから左折して少し進むと空港に到着。
早速、空港ビルの横で輪行袋への収納を行う。練習通りにスムーズに装着。
駐車場の車まで100m余り歩いたが、危惧していた通りにショルダーベルトの幅が狭くて肩が痛くなる。肩当て等の工夫が必要。車に積んで空港を後にする。
これまでは輪行は折りたたみ自転車だけだったが、これでロードバイクでもできる自信がついた。
本日の走行距離:15.3km