くまもと自転車紀行

熊本市およびその周辺を走行した記録や装備・メンテなど、自転車にまつわることがらを中心としたブログです

ヒラメの縦カムを導入

日頃ママチャリにしか乗らない人からすると信じられないだろうが、ロードバイクに乗る人の多くが、乗る度にタイヤに空気を入れる。ロードバイクのタイヤには、タイヤ毎に適正な圧が規定されており、その範囲内の圧でなければ、走行性能が発揮できない。 わたしもロードバイクに乗る度に空気を入れるが、わたしの使っている空気入れのひとつは、SILCA社製のもので、タイヤ(正確にはチューブ)のバルブを深く挿入するだけのタイプ。
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もう4年ほど使っており、ポンプヘッドのゴムも劣化してきているらしく、バルブを深く挿入しても、ちょっとした角度の変化で空気が漏れる。さらには、この冬に購入した新しいロードバイクのホイールのリムが深いので、普通の長さのバルブではポンプヘッドに深く挿入できず、役立たずの状態である。 そこで、ポンプヘッドを交換することにした。ネットで調べると、「KUWAHARA」という自転車部品メーカーの「HIRAME」というポンプヘッドが、値段も高いが評価も高いことがわかる。坪井の「スポーツサイクル・クシ」に売ってあるらしいので買いに行くと、『「横カム」のは取り寄せになるが、「縦カム」のならある』ということで、安い方(3500円くらい)の「ヒラメの縦カム」を購入。ポンプヘッドをホースにしっかり固定するためのホースバンドが別途必要(ショップでは生憎欠品)なので、家にあるものを使用。
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ちなみに「縦カム」と「横カム」の違いというのはヘッドを固定するためのカムの方向の違いで、「横カム」はバルブの挿入方向に対して横方向である。
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その分、構造が複雑になるとかで、「横カム」の方が値段も1000円ほど高い。「ディスクホイール」という特殊なホイールで空気を入れる場合はこちらでないといけないらしいが、普通のスポークホイールなら「縦カム」で十分らしい。 さて、附属の取り扱い説明書だが、ものすごく小さい字で書いてあり、老眼の悪化を自覚する。
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虫眼鏡を探し出して読むも、書いてある内容が不親切。取り付け方も書いてないので適当に取り付ける。
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さっそく使ってみる。バルブを緩めて空気通しをしてヘッドを被せ、
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カムレバーを抑えてヘッドをバルブに固定する。
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空気はスコスコ入るが、圧が高くなると少し漏れるので、調整が必要みたい。 ・・・以下は後日談。 下記コメントのkenさんの調整法などを試してみたが、ポンプの圧が100psiくらいになると、空気漏れが起きる。どこから漏れているのかを調べてみると、なんと、ホースとポンプヘッドの接合部!どうもホースバンドの締め付けが足りないのが原因らしい。ホースバンドのネジをマイナスドライバーで強く締め付けると、空気漏れは見事に解消した。 お恥ずかしい次第。 ヒラメさん、疑ったりして御免なさい。