くまもと自転車紀行

熊本市およびその周辺を走行した記録や装備・メンテなど、自転車にまつわることがらを中心としたブログです

クロスバイクのVブレーキを調整する

謹賀新年 このブログもやがて一年。今後ともよろしく。 さて、今日、数日前に後輪を入れ替えたクロスバイクに乗っていたら、後輪のブレーキの利きが悪いことに気づく。事故にも繋がるので早速チェック。 後輪を入れ替えた際に、、ブレーキの利き具合を調整したのだが、どうも不十分だったようだ。ブレーキシュー(ブレーキのゴムの部分)のネジを緩めて、位置を調節しなおすことにする。 通勤用のクロスバイクには「Vブレーキ」というタイプのブレーキがついている。 自転車のブレーキにも色んなタイプがある。 もっとも構造が簡単なのが、「キャリバーブレーキ」。
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ロードバイクにはこのタイプのブレーキがついている。ママチャリの前輪もこのタイプが多い。 タイヤに泥が着くことを想定したマウンテンバイクやシクロクロスバイク(ハンドルがドロップハンドル)では、「カンチブレーキ」がよく使われる。
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クロスバイクでは「Vブレーキ」がよく使われている。
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マウンテンバイクでは制動力の強い「ディスクブレーキ」もよく使われる。
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ちなみにママチャリの後輪のブレーキは、車輪についた小さいドラムを締めつけるタイプのものがほどんどである。
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さて、「Vブレーキ」の調整であるが、今回の場合、ブレーキシューがリムに適正に当たるように調整すれば良さそう。その際、注意すべきは、ブレーキシューの形を、自転車の進行方向の上から見て、「ハの字」型にすること。そうすると、ブレーキをかけた際の不快な「音」が防げる。
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この際、約1mmの厚さの厚紙などをブレーキシューとリムの間に挟んで調節してきたが、それに代わる良い方法をネットで見つけ、やってみたので紹介したい。用意するのは、輪ゴムだけ。 輪ゴムを空気入れのバルブの所にひっかける。
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厚紙を置く代わりに、ゴムを使うのだ。すなわち、輪ゴムを挟まない方は、輪ゴムをブレーキシューの上に持ってくるだけ。
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ブレーキシューを固定しているネジを緩め、ブレーキレバーを握って、ブレーキシューの位置を修正してネジを締めればできあがり。とっても簡単!試しに乗ってブレーキをかけてみると、利きも良くなり、しかも不快な音も出ず、満足満足。