くまもと自転車紀行

熊本市およびその周辺を走行した記録や装備・メンテなど、自転車にまつわることがらを中心としたブログです

クロスバイクのリアホイールを交換する

今年の12月は、あまりサイクリングができなかった。嫁さんが「断舎離」に目覚め、家の随所を整理整頓し始めたのが一因。うっかりすると、4台保有(通勤用のクロスバイク、折りたたみ自転車、クロモリのロードバイクと新しいカーボンのロードバイク)している自転車も「断舎離」の対象になりかねない。サイクリングに行かずにせっせと大掃除の手伝いをしていたが、そんな折、新しいカーボンロードバイクの参入に将来を悲観してか、古参のクロスバイクの調子がおかしくなった。 下り坂などでしばらくペダルを踏んでない状態から、ペダルを踏み出した時に、少し空回りするのだ。ネットで調べてみると、後輪の車軸のところにある、「フリーハブ」の部が怪しい。下の写真で、右側1/3の黒い円筒状の部。
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この部分の内部には爪車(ラチェット)とばねの付いた爪があり、その噛み合わせによって、ペダルが正回転の時のみ動力を車輪に伝えるようになっている。(ウェブ上の画像を拝借)
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これがないと、例えば下り坂では車輪の回転によってペダルが回され続ける。 どうも、その爪についたバネの機能不全で、噛み合わせが悪くなっているようだ。 近くの「Oサイクル」の大将に相談すると、「フリーハブだけ交換するのは大変だから後輪全体を交換する方がよい」と言われた。なるほど、フリーハブだけ交換するには、スポーク(車軸とホイールの間にある針金のようなもの)を外して、また付けなければならない。素人の自分でするのは大変な作業というのは想像に難くない。「5~6千円くらいのものが通販で売ってある」との「Oサイクル」の大将の助言を受け入れ、ネットで探すと、自転車パーツの品揃えが日本最大級の「CYCYLE YOSHIDA」に該当品があった。「ACOR クロスバイク700C リアホイール」価格6500円に送料と代引き手数料を加え、総額7770円で数日で到着。
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早速作業にとりかかる。クロスバイクの後輪を外し、スプロケット(ギアの部)を器具で固定し、スプロケットを固定している「ロックリング」に専用工具をはめてスパナで外す。
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スプロケットを外す。
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真っ黒になっていたスプロケを洗滌する。
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綺麗になったスプロケを新しいリア・ホイールに装着。
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ロックリングでスプロケを固定し、古いリアホイールからタイヤとチューブを外し、新しいリアホイールに装着。新しい後輪をフレームに取り付けて作業を終了。
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翌朝、乗ってみると症状は改善し、爽快、爽快。