くまもと自転車紀行

熊本市およびその周辺を走行した記録や装備・メンテなど、自転車にまつわることがらを中心としたブログです

リレー・フォー・ライフ クマモトに自転車で行く

今日は土曜日。午前中の仕事の後、いつものようにATC(Aries Tennis Club)のメンバーと坪井遊水公園でテニスをする。真夏日の気温、しかも湿度の高い中、Ao先生、セッキー2号さん、カイザーくんと過酷なゲームを戦い、続いて、白川公園に向う。 今日の昼過ぎから明日の昼過ぎまでの24時間、「リレー・フォー・ライフ・クマモト」という催し物が白川公園で開催される。どういう趣旨の催し物かを、ホームページの解説文から引用すると・・・ 「リレー・フォー・ライフ(RFL)とは、がん患者や家族、その支援者達が公園やグラウンドを会場に、交代で24時間にわたって歩き、がん征圧への願いを新たに絆を深め合う催しです。 がんと闘う寄付イベントでもあり、寄付金は日本対がん協会に寄付され、広く対がん活動に使われます。 1985年に一人のアメリカ人外科医が、がん患者を励まし対がん運動組織に寄付する目的で、「がんは24時間眠らない」「がん患者は24時間、がんと闘っている」をメッセージとしてフィールドを走ったことから始まりました。 地域社会全体でがんと闘うための連帯感を育む場として世界に大きく広がり、全米で約5000ヶ所、世界20ヶ国で開かれるようになっています。 日本でも2006年に初めて開催され、2010年は20ヶ所で開催されました。」 とある。 熊本では初の開催で、行政機関、医療機関、看護福祉大学、製薬会社、生命保険会社、がん患者の友の会など、14チームが参加する。 うちの病院も有志が参加するのでわたしも行ってみる。
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ステージではゴスペル・グループのパフォーマンスがあっている。
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夜を徹する催し物のため、天幕を用意している団体も・・・。
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白川公園内の1周約340mのウォーキングコースを、参加団体、個人、思い思いに歩くのだ。うちの職員も5名前後が歩いている。
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今の日本、2人に1人がガンに罹り、3人に1人がガンで死ぬ。わたしもすでにガンを体験した。職員といっしょに1周廻ったところで、知り合いに会い、天幕内で話し込む。そのうちにステージではガン体験者のトークショーが始まっている。
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夕方、一旦家に帰り、外食に出たついでに夜の公園を訪ねたが、ウォーキング・コース沿いには紙製の灯篭に灯が点されていて、いい感じになっている。
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灯篭の紙には参加者のメッセージが書いてあり、中には涙をさそうものもある。
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それらのメッセージを読み、時に自分のガン体験を思い出しつつ、感傷に耽って帰宅した。