くまもと自転車紀行

熊本市およびその周辺を走行した記録や装備・メンテなど、自転車にまつわることがらを中心としたブログです

やんぼしづかまで自転車で行く

 旧国道3号線を京町から出町を抜けると、池田町の先に「やんぼしづか」がある。京町で生まれ育ったわたしには馴染みのある地名だが、この「やんぼしづか」、漢字で書くと「山伏塚」であることは中学生か高校生になって知った。直ぐ横の旧国道はしょっちゅう通っているのに、この「山伏塚」そのものをまだ見たことがなかったため、京町の実家に行くついでに寄ってみることにした。  熊本県庁近くのクリニックに寄って、京町へ向かうが、時間があるので御幸坂を登ることにした。電車通りを熊本城に向って走り、長塀の前を通って、御幸橋のたもとの加藤清正像を写真に収める。
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御幸橋を渡り、飯田丸五階櫓も写真に収める。
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御幸坂を登り、加藤神社の前を過ぎる。
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百間石垣の向こうに金峰山が見える。
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まだ少し時間があるので、仏厳寺にあるお墓に参る。今日は5年前に亡くなった父の月命日。先月の3日が命日であったが、用事でお参りができなかった。墓地の隣にある熊本地方気象台熊本駅近くにできた合同庁舎に先月移転した。だたし、気温や雨量などの観測業務の一部はここで続けるらしい。建物の取り壊しが行なわれていたが、代わりに立派な観測塔が新しく建っていた。
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実家での用事が終わり、遅い昼食の後、旧3号線を「やんぼしづか」へ走る。
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狭い階段を初めて登ると灯篭や地蔵さん、それに石碑が建っており、水道やベンチもあった。
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加藤清正は熊本城築城の時、山伏の龍造院を招いて地鎮祈祷を行ったが、城内の秘密が漏れるのをおそれ、ここで山伏を殺し埋葬したという。
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帰りは池田町から上熊本方面へ降りることにする。小・中学生の頃はよく遊んだ道であったが、久しぶりに行って、道に迷ってしまう。熊本電鉄のいけだ駅、かんかんざか駅付近を散策する。中学生の頃はこのあたりをよく走った。「かんかんざか」の響きが懐かしく、駅と坂を写真に収める。
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裏道を通って上熊本駅に出て、新堀橋の下を通り、市役所前から3号線に出て、サンコー本山店に寄って帰った。