私の場合、ログの残せるサイクルコンピュータは2009年に最初に買ったのがユピテルのAtlas ASG-10で、
お次が2014年9月からのGarmin Edge 810j。
8年も使っていると起動ボタンが壊れたりして、何とか修理して使っていたけど、その他にも色々と調子が悪くなってきたので、つい数か月前に新発売されたGarmin Edge Explore 2をネット購入。
このサイコンはトレーニング機能を必要最小限に抑え、地図表示やルート検索機能の向上を優先させたのが大きな特徴で、タッチパネルの感度や動作スピードの向上しており、スマホ並みの操作性とのこと。
さらには「国産GPS」とでも呼ぶべき「みちびき」対応となっている。
この測位衛星「みちびき」は「準天頂衛星」と呼ばれ、
日本からオーストラリアにかけて8の字の軌道をとっていて、
現行4機の衛星で代わり番こに日本上空から信号を発射しており、その情報により、地球上を廻る他の位置衛星の情報を補ってより正確な位置を計算でき、山間部やビルの間にいる時なども正確な位置情報を検出することができるらしい。
今日は、この冬最強の寒波が襲来している中、
明午橋で白川を渡り、
繁華街までペダルを漕いで、それほど高いビルは林立してないけど、上通りから下通り界隈の路地を走って来た。
帰宅後、ログを確認すると、
繁華街では結構ズレているではないか!
原因を調べてみると、Garmin Edge Explore 2の仕様書には、「衛星測位:GPS、GLONASS、Galileo、みちびき(補完信号)」となっている。
「みちびき」からの信号には「補完信号」と「補強信号」の二種類がある。
「補完信号」とは位置情報をもうひとつ加えることにより、より安定性の高い位置測定ができるためのもので、「補強信号」とは地球の電離層などによる「ゆらぎ」を補正することにより測定誤差を補強するためのもので、こちらの方がより精密な(センチメーター級の)位置補正ができるらしい。
もっともこの「補強信号」を受信するためには高価な装置が必要らしく、自転車用のサイコンなどの受信装置は通常、「補完信号」のみらしい。
ま、街中をサイクリングすることはめったにないし、センチメーター級の精度は必要ないけどね・・・。
本日の走行距離:10.3㎞