くまもと自転車紀行

熊本市およびその周辺を走行した記録や装備・メンテなど、自転車にまつわることがらを中心としたブログです

金黒と鉛筆と金網と

先日、NHK熊本の夕方の番組で、八代での鉛筆画の展示会を紹介していていたので観に行く。ついでに途中、行きそびれていた場所を二カ所寄ることに。

サッカーW杯のイングランド対フランスの迫力の準々決勝後半戦を見終わって午前6時過ぎにカーボンロードバイクで出発し、出水ふれあい通りを走って中の瀬橋、

めど町橋を渡って国道266号線を南下。

県道313号線へ左折してさらに南下しそのまま県道312号線、244号線を南下し、小川の街中を抜けて、

道の駅 竜北で小休止の後、裏道を走って氷川を渡り、

旧・薩摩街道を南下。

八代神社の所から右折して国道3号線に入り、八代市清水町の龍王神社へ。

ここは一般的な神社とは一線を画しており、南阿蘇の宝来宝来神社と似たような、文字通り「由緒」ある神社ではないが、本殿、拝殿、鳥居などが金色と黒色で統一されており、

しばらく佇むと、

心なしか、自然と気落ちが高ぶる感じ。

龍王神社だけに、

至る所に龍がいるも

単純明快。

社務所の立て看板によれば、祈祷所の営業は月・金・土曜日だそうで、御守り販売や祈祷、相談など、比較的リーズナブルな価格らしく、何でも有名スポーツ選手やらも相談に来るとか・・・。

そうこうしているうちに、もうすぐ9時になったので、数百メートル離れたJR八代駅の

駅前の老舗珈琲店「ミック」へ。

ここで八代出身(熊本市在住)の鉛筆画家・大石誠也さんが往年の映画スターやポスターを鉛筆で描いた作品展が12月13日までとのことなのでやって来た。

昔懐かしい映画のポスターや、映画、テレビのワンシーンを描いた作品が30ほど店内に飾られていた。

観たことのある作品が多く、

当時を思い出しながら「モーニングセット」をいただいた。

この後、街中をクネクネと北上し、新八代駅のところから鹿児島本線沿いに北上。

小川駅から右に折れて国道3号線に出て、道沿いの「福岡金網工業の熊本工場」へ。

コンクリート用補強金網や有害鳥獣対策用金網を製造している工場で、ここの空き地に大きな人の顔のオブジェが置いてあるのを前から気になっていた。

金属や針金などを使うアート作家:菱山裕子先生の指導を受け、この会社の長崎の工場の社員10名ほどで約2ヶ月間かけて作ったもの。ところがその長崎の工場が閉鎖となったので熊本工場に移設した、ということらしい。

作品のタイトルは「なごみーHarmonyー」で、オブジェの土台には、判りにくいが九州と朝鮮半島の形が描かれていて、

韓国と日本の両国に「なごみ」と「調和」を持って交流してほしいという願いが作品に込められているらしい。

そこから田舎道を北上し、松橋町から県道14号線および国道3号線を北上し、川尻からは加勢川沿いを東へ。

中の瀬橋からは朝来た道を帰った。

本日の走行距離:92㎞くらい(ガーミンのログを間違えて消してしまった!)