くまもと自転車紀行

熊本市およびその周辺を走行した記録や装備・メンテなど、自転車にまつわることがらを中心としたブログです

宇土の磨崖千体仏ライド

連休中に庭木の剪定作業をしたら身体があちこち凝って調子が悪いので軽めのサイクリング。

朝6時くらいにクロモリロードバイクで出発し、

新屋敷を経由して白川沿いの道を西へ走り、

新幹線の高架沿いの道を南下。

川尻からは加勢川沿いの道に出て西へ。

六間堰の先でまた工事中になっていて、

迂回路に進んだら道古閑公民館の近くに六地蔵と思しき石憧を発見。

がん部は風化が激しく地蔵の形は確認できない。

全体的なバランスの悪さから、おそらく竿石だけが残り、あとは他の石材を重ねた「よせもの」かと思われる。

そのまましばらく迂回路を走り、国道501号線で平木橋を渡り、走潟から右折して次郎兵衛橋を渡って田舎道を走り、国道57号線を渡って宇土市城塚地区へ。

宇土市指定史跡「千体仏」は、室町時代後期に造られたとされる磨崖仏。

市教育委員会によると、千体仏は高さ3メートル、幅10メートルの阿蘇凝灰岩の崖に彫られた、高さ約20センチの地蔵菩薩がずらりと並んでいる。

小さな仏像が多数密接しているという特徴から、室町時代後期の作と推定されている。

しかし地元では平安時代初期に訪れた弘法大師が、疫病を鎮めようと彫ったと伝えられていて、千体仏の横には弘法大師が杖を突いて地面から湧き出したといわれる「千体仏の池」がある。

千体仏はこの地区の守り神としてあがめられており、地元の老人クラブが月2回、周辺の清掃を続けている。

建立時は千体あったと思われる地蔵菩薩も長年の風化により劣化が進み、完全な形の地蔵菩薩像も減ってきている。

このため、さらなる劣化を防ごうと、住民と地元企業の寄付や市の助成金により令和3年1月、千体仏全体を覆う屋根が完成した。

千体仏を後にして田舎道を東へ走り、国道57号線を渡って浜戸川沿いを、一部迂回しながら遡上。

国道3号線に出て北上し、川尻の旧道に入って加勢川を渡ったところにある「広瀬ベーカリー」へ。

ここは家内の高校時代の同級生が退職後、母親(かなりのお歳と思われる)と昨年開業したパン屋さんで、平日営業で午前7時には開店している。

本日はサコッシュ持参で訪れたが、何と昨日・今日が臨時休業!

仕方がないので、加勢川沿いを東へ走り、

中の瀬橋を渡って画図の田舎道を走り、

出水ふれあい通りを北上し、水前寺江津湖公園の水前寺地区を抜けて帰った。

地震で倒壊したジェーンズ邸も移築完了

本日の走行距離:48.6㎞