くまもと自転車紀行

熊本市およびその周辺を走行した記録や装備・メンテなど、自転車にまつわることがらを中心としたブログです

北外輪山の馬頭観音めぐり

クロモリロードバイクをN-BOXに積み込んで、午前5時前に出発して阿蘇へ。

内牧のASO MILK FACTORYの駐車場に停めて、午前6時前にサイクリング開始。

ひんやりとした空気の中、国道212号線で坂を上っていると、2㎞ほどの道端に幟と祠があって、

中にはかなり風化の進んだ馬頭観音が祀られていた。

予定外の発見に気を良くしてさらに坂を上り、

北外輪山に上がってミルクロードへ左折。

少し進んだところで右に折れ、「夢大地グリーンバレー乗馬クラブ」を過ぎて

さらに数百メートル先の丘に樹が生えていて、

その下に大小二つの馬頭観音が並んでいる。

観音様は九重連山に向かって祀られており、

外輪山から続く草原の牛馬の安全を一手に担っている様な雰囲気。

道を戻ってミルクロードをさらに西へ進み、

阿蘇スカイライン展望所の近くにあるはずの馬頭観音は道が草ボウボウなので諦めてさらに先へ。

北山展望所で小休止して、

兜岩展望所の少し南側にある「小里鞍嶽山」へ。

案内板によれば、三面多臂の馬頭観音がここに祀られているはずだけど、それらしい石仏は、どうも見当たらない。

中央の「鞍嶽山」と彫られた石碑の

文字の右側に何か彫られた跡のようなものがあるので、それが馬頭観音なのかもしれない。

さらにミルクロードを先へ進む。

熊本市内は猛暑日の予報だけど、北外輪山の上は流石に涼しく、路傍の花も秋めいて来ている中、坂を下る。

二重の峠からカルデラ内へ下り、

外輪山の麓に沿った道を北へ走る。

内牧の近く、田子山(たんごやま)の遊歩道にある「山の神」は線刻された馬頭観音で、



額に大きな馬頭がやや稚拙な感じで描かれている。

また、同じく田子山の登坂車道の入口には祠があって、

そこにも馬頭観音が祀られている。

さらに北へ進み、内牧の北側の西湯浦地区の徳林寺は、

本尊が馬頭観音で

阿蘇西国三十三観音観音の7番札所に指定されている。

さらに湯浦地区をのんびり走ってASO MILK FACTORYに戻ると丁度開店時間だったので、


カフェで「バウムソフト」を堪能して帰った。

本日の走行距離:47.5㎞