くまもと自転車紀行

熊本市およびその周辺を走行した記録や装備・メンテなど、自転車にまつわることがらを中心としたブログです

「原爆忌」ライド

今朝も日の出前にサイクリングに出かけようかと降雨レーダーをチェックすると、雷雲がいくつも近づいているので、予定を変更して近場をサイクリング。

77年前の8月6日が広島、8月9日が長崎に原爆が投下されて多くの人が犠牲となったので、弔いに行く。

雷雨が過ぎて道が乾き始めた7時過ぎにクロモリロードバイクで自宅を出発し、新屋敷を抜けて白川沿いの道を下流に向かって走り、

まずは標高133mの花岡山にプチ・ヒルクライム。

インドのネール元首相から世界平和の祈願をこめて寄贈された御仏舎利(お釈迦様の骨)を祀った仏舎利塔を拝んで、下り道に観音様が並んでいるのをよく観察したら、

前掛けで解りにくいけども額に馬頭らしきものを付けた一面多臂の石像を見つけ、

これはどうも、馬頭観音らしい。

再び白川沿いの道に入り、太甲橋際の右岸に建つ「熊本平和祈念之碑」に立ち寄り、

昭和19年から20年にかけての空襲で命を落とした469名の県民の冥福を祈る。

されに川上に向かって走っていると、清掃をしている人の姿がやけに増えてきたと思ったら、

ボランティアによる活動らしい。

子飼橋の所から黒髪町の路地に入り、熊本大学黒髪キャンパスの北側にある、小峰(おみね)墓地へ。

ここは元々、陸軍墓地で、この墓地に祀られる戦没者は、13万86柱。その中心部には「忠霊塔」が立てられ、

いくつかの碑が円を描くように建てられているが、そのひとつに「原爆犠牲者の碑」がある。

この碑は原爆投下50年目の1995年8月に建てられた。

当時、熊本では、二千四百余名の被爆者が後遺症と闘っていた。人類が再び同じ被害を受けることがないことを祈るとともに、

あらためて核兵器廃絶の一日も早い実現と地球上に恒久平和の到来するようにとの願いが込めてある。

それから20年余り経ち、この碑の建立に中心となった熊本原爆被爆者遺族会も会員の高齢化のために活動が難しくなり、4年前に解散したと聞く。

広島・長崎に原爆が投下されて77年。われわれは米国の核兵器の傘に守られた平和を享受している。

本日の走行距離:19.3㎞