くまもと自転車紀行

熊本市およびその周辺を走行した記録や装備・メンテなど、自転車にまつわることがらを中心としたブログです

八代をポタリング


八代方面へ行く用事があるので、先月買い替えた新しいN-BOXにクロモリロードバイクを詰め込んで出発。

f:id:kumajiki:20220413150007j:plain

ちなみに今度のN-BOXは、安全・快適装備が満載で至れり尽くせり。

f:id:kumajiki:20220413150037j:plain

用事をサラッと済ませて、本日店休日の「道の駅 竜北」に車を停め、サイクリング開始。

田舎道を南下して、氷川を渡ってからは国道3号線の東側をクネクネ走る旧薩摩街道を南下。

「早尾の六地蔵」や、

f:id:kumajiki:20220413150125j:plain

「栫の馬之神」に挨拶をして、

f:id:kumajiki:20220413150145j:plain

八代市に入り、妙見宮の六地蔵にも挨拶。

f:id:kumajiki:20220413150208j:plain

この六地蔵は通常、お地蔵さんを彫ってあるはずの龕部(がんぶ)の所は灯籠となっていて、

f:id:kumajiki:20220413150228j:plain

代わりに、その下の幢身の部分にお地蔵さんが彫ってある。

f:id:kumajiki:20220413150250j:plain

そこから球磨川沿いの道に出て、麦島をかすめてさらに球磨川沿いの道を走り、

f:id:kumajiki:20220413150340j:plain

植柳(うやなぎ)元町にある馬頭観音堂へ。

f:id:kumajiki:20220413150356j:plain

昭和2年建立の馬頭観音は修復の跡はあるものの、

f:id:kumajiki:20220413150431j:plain

青や紺の彩色が残っていて、切れ長の目の凛々しい表情の観音様。

f:id:kumajiki:20220413150505j:plain

横には、容易には憶えられない念仏の文言が張り付けてある。

f:id:kumajiki:20220413150533j:plain

そこから橋を渡って鼠蔵町に入ったところで痛恨のパンク。

f:id:kumajiki:20220413150548j:plain

久しぶりで少し時間がかかってチューブ交換を終え、すぐ近くの小鼠蔵山の南麓の住宅の前の、ブロック造りの祠の観音堂に到着。

f:id:kumajiki:20220413150638j:plain

中に祀ってある馬頭観音はお馬さんに乗っているタイプ。

f:id:kumajiki:20220413150703j:plain

そこから北上し、麦島を抜けて八代市の中心街にある「松濱軒(しょうひんけん)」へ。

f:id:kumajiki:20220413150739j:plain

ここは八代城主だった松井家の茶屋だったところで、明治以降は松井家の住居となっているが、その一部を観ることが出来る。

かつて厩(うまや)であった料金徴収所の近くにはお稲荷さんがあって

f:id:kumajiki:20220413150849j:plain

その横には馬頭観音が祀ってある。

f:id:kumajiki:20220413150916j:plain

と言っても、庶民的な馬頭観音ではなかった。

f:id:kumajiki:20220413150936j:plain

また、この庭園には豪華5段重ねの六地蔵塔があって、

f:id:kumajiki:20220413151034j:plain

その他にも、もうひとつ六地蔵があるとの事だったので、これまでも何度か広い園内を探したけど見つからなかった。

今回、料金徴収所のおばちゃんに尋ねたところ、専属の庭師さんを連れてきて、案内してもらうと、庭園の端の立ち入り禁止区域(松井家の居宅内)に建っていた。

f:id:kumajiki:20220413151116j:plain

龕部(がんぶ)には、やや密に六体のお地蔵さんが彫られており、

f:id:kumajiki:20220413151150j:plain

その他には少し大き目の二匹のお猿さんと燭台を入れる空間が穿ってあり、

f:id:kumajiki:20220413151305j:plain

灯籠として使うこともあるらしい。

大変珍しい六地蔵を見せてもらい、礼を言って商品券じゃなくて「松濱軒(しょうひんけん)」を後にする。

その後、県道14号線に入って北上し、八千把(やちわ)町の真心院の本尊が馬頭観音だと言う情報があり訪ねてみたが「救世観音」で、ちょっとガッカリ。

f:id:kumajiki:20220413151503j:plain

その代わりに途中の県道14号線沿いのお寺で六地蔵を発見。

f:id:kumajiki:20220413151601j:plain

そこから新八代駅を経由して鹿児島本線に沿って北上。

f:id:kumajiki:20220413151628j:plain

道の駅 竜北に到着し、車載して帰った。

 

本日の走行距離:42.1㎞

f:id:kumajiki:20220413151653j:plain