玉名の山中にある不思議空間を体験しに午前6時頃にクロモリロードバイクで出発。
県道1号線、県道32号線(一部ゆうかファミリーロード)、
さらには国道208号線を走って玉名へ。
先ずは高瀬にある「横の六地蔵」に立ち寄る。
「この六地蔵、実は五地蔵ではないか?」との疑惑があったが、見て、触って、やっぱり六地蔵であることを確認後、繁根木川沿いを北上。
温泉街を抜けて、突き当りの蛇ケ谷公園から左折して、
農魂の道を1㎞ほど走って
右に折れ、案内板に従って、山の中に入って行く。
風が吹くと竹林が「ポコポコ」と鳴って不気味さを醸し出す中、
どんどん山中に上って行き、「奥の院 釈迦院」という霊場に到着。
ここ小岱山の麓の「弘泉寺」というお寺の住職さんが第二次大戦の戦没者の供養のために自ら建立したもので、
左右二つの参道の周辺には様々な仏像群が鎮座していて、不思議な空間を演出している。
そして一番奥の拝殿の先の斜面には台座込みの総長で38.5メートル、幅は18メートル、ついでに顔の大きさが7.2メートルの大釈迦座像が横たわっている。
戦没者供養のため昭和54年に開眼した大釈迦坐像の大きさは、台座込みの総長で38.5メートル、幅は18メートル。7.2メートルある頭部は比較的良い状態で保たれているが、身体の前面部分は損傷が進んでいる模様。
世界に戦争のない時代が来ることを祈って、山の斜面を後にする。
この後、富尾へ行くはずが道を間違えて石貫まで行ってしまったので、戻りしなに小畑の六地蔵の無事を確認し、
繁根木川沿いを南下して冨尾集落にある磨崖仏と、
その近くの菅原神社の仁王像を写真に収める。
さらに南下して菊池川を渡り、梅林天満宮の仁王像も写真に収める。
神社の参道に立つ、幢身の部だけ残った六地蔵の無事を確認後、
国道208号線に出て、朝来た道を戻る。
予定より早く帰宅できそうなので、「笹尾のしだれ桜」に寄り道して、
その後は沿線のソメイヨシノを愛でながら帰った。
本日の走行距離:68.7㎞