くまもと自転車紀行

熊本市およびその周辺を走行した記録や装備・メンテなど、自転車にまつわることがらを中心としたブログです

寒空の合志市史跡めぐり

この冬一番の寒気が吹き込んできているが、曇り空の下で家にじっとしていると気も晴れないので近場の合志市方面へクロモリロードバイクでサイクリング。

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まずは県道337号線を東へ走り、光の森を北へ抜け、合志市竹迫(たかば)へ。

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戦国時代に合志氏の居城であった「竹迫城」の南に広がるこの地区は、史跡がめじろ押し。

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(合志市のHPより)

 

「竹迫六地蔵」のうち、現在も残っている四つのお地蔵さんを廻り、

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巌照寺に遺る石仏の中でおそらく六地蔵石幢の地蔵さんを彫った龕部(がんぶ)と思われる石幢をデジカメに収める。

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近くにある「竹迫観音堂」。

f:id:kumajiki:20220216170448j:plain祀ってあるのが馬頭観音で、ここをメインに毎年7月に行われる「竹迫観音祭」は、約800年前の鎌倉時代を起源とする伝統行事。

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かつては風流盆踊りが起源とされるが、現在は農業や畜産振興、交通安全などを祈願して行われている。

その後、竹迫城跡に立ち寄り、

f:id:kumajiki:20220216170655j:plainこのお城の歩んできた歴史を反芻し、県道138号線を北へ走る。

しばらくして左へ折れて到着した中林集落の観音堂では

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馬頭観音を祀ってあるという情報を得て来てみたが、

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どうもお堂をリニューアルした時に観音さまもリニューアルしたみたいで、格子戸から覗き込んでみると、馬頭観音の特徴は備えてなさそうだった。

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最後は、日田街道を横切って、合生地区にある西合志第一小学校の近くにある小さな観音堂へ。

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ここにも馬頭観音が祀られていると聞いて立ち寄ったが、

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堂内の右側のお地蔵さんと思われる仏像は表面が摩耗してしまっているし、

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左側の観音さんは、

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頭部に残った飾りからは十一面観音かと思われた。

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史跡巡りを終えて、北風に背中を押されて帰った。

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本日の走行距離:35.7㎞

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