くまもと自転車紀行

熊本市およびその周辺を走行した記録や装備・メンテなど、自転車にまつわることがらを中心としたブログです

大津・菊陽の馬頭観音探索

午前10時過ぎにクロモリロードバイクで出発。

このところ馬頭観音の収集を行っているが、なんせ情報が少なく、偶然みつけるのも期待して北バイパスから県道145号線を沿道にある石仏やお堂を見逃さないようにキョロキョロしながら東へ。

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(こちらは極普通の阿弥陀如来様)


菊陽町に入り、井口眼鏡橋の

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袂にある祠が目に入る。

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右側の、頭の尖った馬頭観音を発見。

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これは比較的あたらしそうな雰囲気。

さらに東へ進んで大津町に入り、外牧集落にある地蔵堂へ。

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事前調査で、昨年11月に新築されたこのお堂には350年ほどの歴史がある十一面観音の他、毘沙門天、不動明王に加え、馬頭観音も祀ってあるので来てみたが、生憎の施錠中。

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格子戸から覗き込むと、内側にもさらなるガラス格子戸越しに一番左端に黄金色の馬頭観音立像が祀ってあり、他の仏像とともに地区の家内安全、五穀豊穣、それに家畜の安産祈願などに長年応じてきていた。

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そこからもう少し東進し、内牧橋を渡って、

f:id:kumajiki:20220209164515j:plain瀬田竜田線の県道207号線で帰路へ。

こちらも事前調査で瀬田集落の中央にある観音堂には

f:id:kumajiki:20220209164610j:plain馬頭観音が祀ってあるそうなので立ち寄り、

f:id:kumajiki:20220209164642j:plain御堂に入ると

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こちらは中央の、顔が三面だけの、塚原歴史資料館にあったのと同様のタイプのものと思われる馬頭観音が静かに佇んでいた。

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その後も207号線をキョロキョロしなが西へ走るも沿道にはお地蔵さんしかおられず、

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やがて県道337号線に合流し、しばらく走って北バイパスへ上がり、白川を渡る。

新南部地区に入ってもしつこく石仏のありそうな狭い路地を進むと、一基、

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パッと見には古いお地蔵さんのようで、よく見ると頭部には損傷があるものの顔が三面ある座像があり、光背の彫りからも馬頭観音に間違いなさそう。

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それにしても、意外と自宅から近いところで見つかった。

 

本日の走行距離:45.0㎞

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