休日の朝に、クロモリロードバイクに跨ったのは良いけれど、大事な仕事をし忘れていて職場に行ったり、その他の用事を済ませながら白川沿いや
江津湖の周辺をゆったり廻った。
湖畔ではあちこちにミゾソバが咲いて、
水辺に生えるオギの穂を秋風がなびかせて心地よかった。
さて、そのオギ(荻)だけど、ススキ(薄)との違いをすぐに忘れてしまうので、ネットで復習して確認。
(これはオギ)
(こちらはススキ)
水辺に多いのがオギで、
山に圧倒的に多いのがススキだけど、
白川の河川敷などではどっちも生えている。
その生え方は特徴的で、ススキが株で生えるのに対し、
オギは地下茎で繋がって横に生える。
穂が閉じているうちは区別が難しいけど、穂が開くとその差は明確になってくる。
(ススキ)
(オギ)
オギは白っぽく見え、びっしりと小穂をつけてフワリとした感触なのに対し、
ススキは薄茶色をしており、小穂がややまばらで、肌触りも若干トゲトゲ感がある。
さらに小穂を拡大すると。ススキは、雄しべと雌しべを包む苞頴(ほうえい)の先に「芒(のぎ)」が細長く伸びていまるのに対し、
オギには「のぎ」がない。
並べてみるとその違いがよく分かる。
(左がススキ、右がオギ)
「あれはオギかな、ススキかな?」などと思いながらペダルを漕ぐのも、またオツな物ですな。
本日の走行距離:30㎞くらい