くまもと自転車紀行

熊本市およびその周辺を走行した記録や装備・メンテなど、自転車にまつわることがらを中心としたブログです

オギか?ススキか?

休日の朝に、クロモリロードバイクに跨ったのは良いけれど、大事な仕事をし忘れていて職場に行ったり、その他の用事を済ませながら白川沿いや

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江津湖の周辺をゆったり廻った。

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湖畔ではあちこちにミゾソバが咲いて、

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水辺に生えるオギの穂を秋風がなびかせて心地よかった。

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さて、そのオギ(荻)だけど、ススキ(薄)との違いをすぐに忘れてしまうので、ネットで復習して確認。

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(これはオギ)
 
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(こちらはススキ)
 

水辺に多いのがオギで、

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山に圧倒的に多いのがススキだけど、

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二重峠のススキ.jpg

白川の河川敷などではどっちも生えている。

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その生え方は特徴的で、ススキが株で生えるのに対し、

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オギは地下茎で繋がって横に生える。

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穂が閉じているうちは区別が難しいけど、穂が開くとその差は明確になってくる。

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(ススキ)
 
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(オギ)
 

オギは白っぽく見え、びっしりと小穂をつけてフワリとした感触なのに対し、

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ススキは薄茶色をしており、小穂がややまばらで、肌触りも若干トゲトゲ感がある。

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さらに小穂を拡大すると。ススキは、雄しべと雌しべを包む苞頴(ほうえい)の先に「芒(のぎ)」が細長く伸びていまるのに対し、

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オギには「のぎ」がない。

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並べてみるとその違いがよく分かる。

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(左がススキ、右がオギ)

「あれはオギかな、ススキかな?」などと思いながらペダルを漕ぐのも、またオツな物ですな。

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本日の走行距離:30㎞くらい

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