先週まで太陽光を避けて走っていたが、本日は朝陽が出るのを待って午前8時ちょっと前に出発。
先日の、おそらく芳野在住の「よしのん」さんからのコメントに触発されて金峰山へコスモスを愛でに行く。 県道1号線、31号線を走り、
ゆうかファミリーロードに入って、硯川から左に折れ、太郎迫から県道101号線を上がる。
JA芳野から右折して少し走ると芳野中学校があり、
その正門の向かい側の斜面に
生徒たちが近年、毎年整備している「芳野コスモス園」の看板が目に入る。
坂を上がって見ると、ちょっとした空き地に
色とりどりのコスモス、
キバナコスモスが植えてあり、
ベンチも設置してある。
丁度、担当の先生が花の剪定に来られたので、お話を伺うと、今年は8月下旬の長雨や9月の台風など、トラブルの連続だったが、何とか乗り切って花が咲いてくれたのだと。 詳しくは芳野中学校のHPを見ていただきたい。 生徒たちの発案で、花壇の中央に白いベンチを置き、
さらにはカップルが自撮りするのにスマホスタンドまで設置してある心配りに感心。
誠に残念ながらカップルではないが、わたしめも自撮りにチャレンジ。
コスモスはメキシコ原産で、スペインに渡ってから世界中に広まり、日本には明治時代にやってきたとか。
わたしの世代ではコスモスと言えば、「秋桜(コスモス)」が切り離せない。
77年にリリースされた山口百恵の19枚目のシングルで、嫁ぐ娘が母を想う心境を歌うその曲は「日本の歌百選」にも選ばれた。 当初、さだまさしは「小春日和」とタイトルを付けたが、プロデューサーの意見で曲名を「秋桜」と変更。さらに当時は「秋桜」は「あきざくら」としか読まなかったが、これもプロデューサーの勧めで「コスモス」と当て字を着けたことにより、この曲のヒット後は「秋桜」を「コスモス」と読むのが一般的になってきた。 そんな事を思い出しながら、芳野コスモス園を後にして県道101号線で鳥越峠へ下り、県道1号線でさらに上熊本へ下り、京町を越え、
黒髪町を抜けて
子飼橋からは白川沿いを走って帰った。
ちなみに、「cosmos」の文字を見ると、個人的には現役高校生の時に受験した某国立大学の英語の発音問題を思い出してしまう。
何も知らない当時のわたしは「セールスマン」の「ス」と「コスモス」の「ス」で〇をつけた。 試験後の休み時間に友達と答え合わせをしていたら、友達が「おまえはバカね~!「salesman」は「セールズマン」って発音すっとぞぉ。」 落胆して家に帰って辞書で調べたら、確かに「salesman」は「セールズマン」と「ス」が濁音になっている。念のため、「cosmos」の発音を確認すると、何と「コズモス」!
中途半端な知識は間違いの元と言う訳ですが、え?試験の結果ですか?その友達は現役合格しましたが、わたしはもちろん落ちましたけどね。 本日の走行距離:36.4㎞