朝は金峰山を軽めに走ろうと午前6時頃カーボンロードバイクで出発し、明午橋を渡って、
ちょっと京町の実家に寄って上熊本駅前から県道31号線とゆうかファミリーロードを走り
辺田野から左折して吉次峠越え。
林桜園の歌碑から左折して
色付く蜜柑と木葉山や小岱山を見ながら三の岳の北麓を気持ちよく走る。
やがて西麓に回り込んでくると島原半島が見え始め、
赤仁田と小天東のふたつの集落を抜け、県道1号線に入る。
ナルシストの丘のところは立ち寄りにくくなったので、かわりに「皇太子美智子妃両殿下展望の地」の石碑や漱石の句碑の立つ「南越(なんこし)展望所」で小休止。
その後、野出の峠を越えて、
一の岳を右手に見ながらJA芳野の自販機で珈琲ブレイクし、近づいてくる一の岳や
遠ざかる二の岳、三の岳を見ながら
鳥越峠の茶屋に降り、県道1号線を上熊本方面に降りて帰った。
さて、このカーボンロードバイクに付けているのがSPD-SLペダル(PD-7900)。
先月の長雨期間中にグリスアップしたところ、
左側は問題なく終了したけれど、
どうも右側のベアリングボールが劣化してきているみたいだったので、この際、両方とも新しいベアリングボールに取り換えることにした。
なお、このタイプのSPD-SLペダルは分解・組付けの際に、17㎜と20㎜の板スパナが必要だし、
内側のベアリング部の蓋に「スナップリング」という切れ込みのあるリングを使用してあるので、
これを外すために「スナップリングプライヤー」という特殊なペンチも必要。
そして問題のベアリングボールだけど、直径が2.38㎜ととても小さい。
内側のベアリング部に17個並べるのは簡単だけど、
外側のベアリングはペダル内部の約6㎝の細い管の奥に9個を環状に並べる作業があり、
これが通常のピンセットだと非常に厄介。
なので、今回はジビインコー科のお医者さんが耳の穴をつくじるのに使用するようなピンセットを調達。
加えて最近は小さなものが見えなくなってきたので、若い頃仕事で使っていた特殊な眼鏡をひっぱり出して使用。
もうひとつの難関は最後の締め付け具合(「玉当たり」とも言う)で、2枚の板スパナを使って少し硬めに調整するのは結構面倒で、
先ほどのベアリングボールの箇所の、ふたつの作業はできればもう御免被りたい。
本日の走行距離:46.9㎞