くまもと自転車紀行

熊本市およびその周辺を走行した記録や装備・メンテなど、自転車にまつわることがらを中心としたブログです

昼下がりの金峰山

秋雨前線が南下して昼頃から天気が回復してきたのでクロモリロードバイクで久しぶりに金峰山へ向かう。 ところが、明午橋を渡る頃に西の方を眺めると金峰山には灰色の雲が覆いかぶさっているので予定を変更し、白川沿いを下流へ。

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ところがところが、三本松堰辺りに来ると

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金峰山の山並みがよく見えるようになったので、また行く先を変更して坪井川沿いを走り、

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上松尾町から坂を上る。

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あら?上松尾町はいつから「ドローンの里」になったのか?と思って、矢印の方向にあがって行くと、

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数年前に廃校になった松尾東小学校の跡地に「一般社団法人熊本県ドローン技術振興会」というのが入って、県内企業が法令を遵守し、安全・確実なフライトを行うための技術支援を主目的として、小学校の設備をくまなく利用して「くまもとドローンテクニカルパーク」を昨年4月から運営しているらしい。

この日も運動場では消防関係者約10名がドローン飛行の練習に勤しんでいた。 その先から坂が急峻になってきて、やがてパイロットロードに出て、

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さらに汗びっしょりになりながら坂を上り続ける。

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平山配水所を経由して、ミカン畑の中の坂を下り、岩戸の里の手前で右折して木陰の多い北廻り道路へ。

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左手に二の岳・三の岳を眺めながら

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金峰山神社の北参道を経由して、大将陣の棚田をチェック後、

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県道1号線を下って帰った。 さて、今年の初夏の昼下がりにクロモリロードバイクを走らせていて、ふと、調光レンズの入ったアイウェアを外してみると、レンズがあまり黒くなっていないではないか・・・。

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調光レンズとはハロゲン化銀を含む膜が入ったレンズで、紫外線による、ハロゲンと銀の可逆的稀有郷で着色・退色する。

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ただし、その着色に要する時間が約30秒程度であるのに対し、退色に要する時間は速いもので数分、一般的には30分~1時間と大変長いので、何かと不便なこともある。さらには寿命があり、常用していると数年で着色が落ち始める。 わたしの場合は週に二度ほど使用して約10年。着色がかなり低下しているらしいので、あたらしいレンズをネットで注文し、交換することに。

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新しいレンズは調光レンズではなく、偏光レンズにした。

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偏光レンズとはレンズの中に「偏光フィルター」という膜が入っていて、特定の方向の波動のみを通過させることによって乱反射などの余計な雑光をカットする。このことにより、アスファルトからの照り返しや車のフロントガラスなどの反射光をかっとしたり和らげてくれる。

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デメリットは液晶パネルを見ると、場合によっては黒っぽく見辛くなることだ。家のタブレット端末で試してみると、確かに真っ暗になり、

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45°ほど回転させるとよく見えるようになる。

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ちなみにスマホではすこし暗くなるくらいで、識字性はあまり問題なかった。 ところで、その偏光レンズの肝心なメリットの方は、自動車などの反射光のギラつきが確かに柔らかくなっているような、それほど変わらんような・・・。

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本日の走行距離:37.1㎞

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