少し寝坊して午前5時過ぎにクロモリロードバイクで出発。
プレーンな感じの朝焼けに染まる白川を渡り、
少し涼しい空気の中、県道1号線で鳥越峠を越える。
追分からも県道1号線で坂を上り、途中で右折して野出峠に向かうが、雲が掛かってきており、
残念ながら島原半島方面の視界不良。 峠を越えて行くと、さっきまで見えていた一の岳方面にも雲が掛かっていて、
JA芳野から県道101号線を下ると、
市内方面は靄がかかっている。
太郎迫に降りて、ゆうかファミリーロードを走る頃には、金峰山の方面にはまだ雲がかかっているものの、青空が広がって来て、まだ朝なのに真夏の太陽がジリジリと照り付けて来る中を帰った。
さて、連日の猛暑日で、短時間で良いから南極にでも逃避したいところ。
ただし、その南極は今は冬で先日のニュースによれば、映画「南極食堂」
の舞台となった南極の「ドームふじ基地」では、
この冬、-81℃の気温を記録した、とのこと。 冬の朝の北バイパスの歩道での、-7℃の寒さくらいしか経験した事のないわたしにとっては-81℃という気温がどの程度のものか想像できないが、わたしの職場のとある部屋には、
-80℃くらいになる「超低温冷凍庫」があるので、
ちょっとだけ南極の冬を経験しようと、コッソリ蓋を開けてみようと思ったら、案の定、しっかり鍵がかかっている。
いつも作業をしている薬剤師さんに聞いたら、備え付けの分厚い手袋や、ゴーグルまで装着する手順になっているので、冷たさはあまり感じません、とのこと。
この冷凍庫はもちろん、例の「ファイザー社製ワクチン」の保管のためだけど、
なんでこんなに超低温保存かというと、ワクチンの主要成分であるmRNA(メッセンジャーRNA)は酵素などの働きで分解されやすく、より低い温度で保存するほど分解されにくいとのことで、このような超低温での保管となっている。 ちなみに、もう一方のmRNAワクチンである「モデルナ社製ワクチン」は通常の冷凍庫(-20℃)での保管で大丈夫、とのこと。
「同じmRNAワクチンなのに、保管のための温度の、この差は何?」と思って、色々と調べてみたけど、米国の専門家でも「ちょっとよくわからない」とのこと。
それにしても熊本県内にも流行の第5波が押し寄せてきて非常に心配。 本日の走行距離:39.6㎞