朝5時頃カーボンロードバイクで出発し、出水ふれあい通りを南下して
中の瀬橋を渡って加勢川沿いの道を西へ走り、県道182号線を南下して
ウキウキロードを走る。 宇土に入って田舎道を走り、国道266号線に入って西へ。
しばらく不知火の海岸線を走って、戸馳(とばせ)島へ。
丘をひとつ越えて島の西側の海岸に降りてくると、
目指すアマビエの像が堤防の上に立っている。
1週間ほど前の地元紙によると、このアマビエ像は、昨年の7月豪雨から10日ほど経った頃、この近くに住む宮川さんという人が海岸を埋め尽くした漂流物の中から見つけたもので、同じ地元紙の読者投稿蘭でそのアマビエ像の持ち主の手がかりを探したところ、「道の駅坂本」に展示されていたチェーンソーアートのアマビエ像が10体ほど水害で流されて、そのひとつが戸馳島の海岸に流れ着いたことが判った。
そんなアマビエ像の写真を撮っていると、その発見者の宮川さんが通りかかり、「よーここがわかったですなぁ」と仰るので、「新聞記事の写真の背景とグーグルマップのストリートビューで・・・」と説明したが、宮川さん「・・・?」。
それはさておき、宮川さんは元々、余暇に漁網のブイに色を塗ってオブジェにしたり、
漁港の恵比寿像が台風で転落したものを復旧整備して、色付けしたりしていた。
漂流物の中にみつけたアマビエ像も、ニスを塗ったり、背面に施してあった割れ止めの部を補修してかすがいの金具を打ち付けたり、溝に防水パテを塗り込むなどして防腐対策を施して整備し、
毎日、手を掛けているとのこと。
とにかく、戸馳島には1400人くらいが住んでいるが、まだ新型コロナウイルスの感染者が発生してないのは、ひとえにこのアマビエとくまモンのお蔭、とのこと。
思いがけず、アマビエ像の発見者とお話することができ、気分よく戸馳島を後にして、三角港で小休止。
その後は時々島原半島を眺めながら宇土半島北側の国道57号線を走り、
住吉からは農道を走って次郎兵衛橋を渡り、浜戸川沿いの道を走る。
国道3号線に出て、川尻の旧道を経由して新幹線の架橋沿いの道を北上し、白川沿いに帰った。
本日の走行距離:99.0㎞