京塚、健軍を経由して秋津川沿いの道に入り東へ。
益城町の県道57号線に入って矢部を目指そうとすると案内板が目に入り、少し寄り道して谷川(たにごう)地区へ。
5年前の熊本地震では布田川断層帯が震源地となり、益城町のあちこちで断層が地表に現れ、その内、ここ谷川地区の断層の他、堂園地区、杉堂地区の3つの断層が2017年11月に国の天然記念物に指定された。
谷川(たにごう)地区では、「V字型」に表れた「共役断層」という、国内でも珍しい断層が個人宅の地表に現れた。
傾いた2つの納屋と「共役断層」が保存されており、地震の記憶を伝えている。
再び県道57号線(益城矢部線)に戻り、矢部を目指して坂を上る。
自転車で初めて矢部に行った時にもこの道を上り、その後もこの道をよく走った。熊本地震の際にこの道もあちこちで崖崩れが発生し、しばらく通行止めが続いていたが、昨年の4月から益城と北中島間の全線がやっと再開したのだ。
久しぶりに走る益城矢部線の益城から御船町田代まではアップダウンが多いけど木陰が多く、交通量はごくわずかなのが良くって、この日も緑の中を、ときおり周囲に動物の気配を感じながら走る事ができた。
北中島からは国道445号線を走って矢部に到着し
通潤橋を眺めて
チポリーノへ。
美味しいパンをいただき、
差し入れに感謝し、
矢部を後にする。 帰路は交通量の少ない県道の39号線、222号線、152号線をのんびりと走り、
金内からは国道445号線をスイスイ走る。しばらく車が多いけど、九州中央自動車道の中島西ICを過ぎると、
グッと交通量が減り再びのんびりと坂を下る。
御船を抜けて旧道に入り、少し寄り道して最近開業したコストコの東側に出来た二つのランダバウト(環状交差点)を堪能。
再び旧道に戻り、九州自動車道をアンダーパスして
県道226号線を北上し、健軍、京塚経由で帰った。
本日の走行距離:84.5㎞