くまもと自転車紀行

熊本市およびその周辺を走行した記録や装備・メンテなど、自転車にまつわることがらを中心としたブログです

わさんたらんかライド

陽が射すのを待って午前8時30分過ぎ、カーボンロードバイクで出発し和水(なごみ)町を目指す。 坪井川沿いの道を北上し、

DSC06482.jpg

左に折れて国道3号線に出て、県道3号線に入り北上していると早く着き過ぎるので、県道55号線を左折して霜野の集落のふたつの六地蔵の安否確認。

DSC06484.jpg
(霜野六地蔵)

霜野日吉宮の前にあったものは地震で倒壊したため少し離れた霜野公民館の前に移動して再建されていた。

DSC06485.jpg

県道3号線に戻って、和水町に入って江田川沿いの道を走って、

DSC06487.jpg

用木(もといぎ)集落の六地蔵を見回って、

DSC06486.jpg

江田船山古墳を中心とした

DSC06489.jpg

「古代の森」の中にある「肥後民家村」へ。

DSC06488.jpg

今日は久しぶりに「わさんたらんか」で昼飯を食いに来たのだ。

DSC06497.jpg

ここのスリランカ人シェフのワサンタさんは以前メキシコ料理屋でコックをしていたので、メキシコ料理もメニューにあり、迷ったけれどやっぱり「スペシャルカレー」をオーダー。

DSC06493.jpg

レバー付きの辛めのチキンカレーを堪能した。

DSC06495.jpg

県道16号線を山鹿方面へ走って県道315号線に左折。

DSC06498.jpg

この県道は別名「竈門(かまど)・菰田(こもた)・山鹿線」で、

DSC06499.jpg

難読の漢字が散見されていたが、ご存じのようにこのところの「鬼滅ブーム」で、主人公の名前と同じということで、

DSC06522.jpg

竈門集落の天満宮が

DSC06502.jpg

「聖地巡礼」の地になっているらしい。

DSC06511.jpg
(主役の竈門炭治郎)

もっとも、同じく大宰府や別府にある神社と比べると全国的認知度はかなり低いようで、神社の説明書きによると、この辺りは古来「カグ」と呼ばれていて、それが転じて「竈門」となったらしいのだが、大宰府の神社の影響もありそうとのこと。

DSC06508.jpg

それはさておき、この神社の本殿の天井にはプロペラが奉納してある。

DSC06510.jpg

神社にプロペラの組み合わせは妙チクリンだけど、時々見ることが合って、戦時中の戦意高揚や武運長久の意味合いがあるらしい。 また、境内を廻ると三猿や

DSC06506.jpg

猿田彦の他、天満宮につきものの「撫牛」の像もちゃんとある。

DSC06518.jpg

自分の悪い所と同じ場所を撫でると良くなるらしいので、「撫牛」のあちこちを撫でて竈門天満宮を後にする。 さらに六地蔵の見回りをしながら

DSC06524.jpg

菊池川沿いを少し走ると、お次は「菰田」。

DSC06527.jpg

菰田橋の袂には、天草・島原の乱の鎮圧に活躍したという「菰田水夫」の顕彰碑や「菰田船着場跡」の説明板などが建っている。

DSC06528.jpg

この「菰(こも)」というのはワラなどの植物を粗く織ったもので、今週のNHKのサラメシでも日本酒の「菰樽」メーカーの昼食風景が紹介されていた。

菰樽.jpg
(こちらは瑞鷹の菰樽)

似たようなもので「筵(むしろ)」があって、ほぼ同じものであるが、こちらは敷くもの。

Beggar_Man.jpg
小筵橋.jpg

「針の筵」がその代表。

針の筵.JPG

一方、「菰」の方は、巻くもので、松に巻く「菰巻き」が有名。

菰巻き.jpg

さて、菊池川沿いをさらに走って、焼米(やいごめ)地区の六地蔵を見回った後は

DSC06532.jpg

県道16号線をしばらく走って右折し、駄ノ原台地の東側を南下して宮原からゆうかファミリーロード、合志川沿いの道に進み小野泉水を経由して坪井川沿いの道を走って帰った。

DSC06535.jpg

本日の走行距離:79.9㎞

竈門菰田走行図.JPG