いつか俵山峠から朝日を拝みたいと思っていたが、なかなか機会がなかった。 立冬を過ぎてもここ数日は10月上旬並みの気温の日が続いているので早起きしてカーボンロードバイクで県道145号線の暗闇の中をひたすら東へ。
新聞配達の原付と車一台以外は誰とも遭遇せずに錦野の交差点で小休止して、鳥子川沿いに走って坂を上り、県道28号線に入ってさらに坂を上る。
峠道に入る頃には空も白み始めて、
時折り見える市街地の灯りを眺めたり、
風の音や風車がヒュンヒュン廻る音や鳥の鳴き声を聴きながら時間を調節してゆっくり上る。
やがて峠に到着し、展望所で日の出を待つ。
いざという時に持参した「保温ブランケット」を広げる事もなく、
薄い長そでジャージと薄いウィンドブレーカーだけでも十分な気温でラッキー。
西の雲間が茜色に染まり、
色褪せてきたら午前7時丁度頃にご来光。
雄大な南阿蘇の日の出を堪能し、
上がってきた道を下る。
結局、峠道でも誰とも遭遇せずに、
俵山峠の夜明けをひとり占めした気分で県道28号線の坂を下る。
万徳小学校の近くの六地蔵に立ち寄ってみると、震災で倒壊して仮補修されていた石幢は、
いつのまにやら元の通りに復活していた。
その後はくまもと阿蘇空港の滑走路の北側を走って帰った。
本日の走行距離:60.7㎞