大相撲秋場所で宇土市出身の正代関が初優勝して大関に昇進し、ここのところ相次ぐ自然災害に苦しめられた熊本県民に明るい話題を提供してくれたのでクロモリロードバイクで宇土市を廻って来た。
元々宇土は江戸後期の第8代横綱の不知火諾右衛門(だくえもん)の出身地ということで、「相撲のまち」とも呼ばれている。
その不知火諾右衛門の墓の残る栗崎地区の
(「天神樟」も有名)
隣の集落である、馬場地区が正代関の出身地である。
いわゆる「地元」なので、正代関が勝ち星をあげる度に花火を打ち上げるなど、熱烈なファンが多い。
近くには西岡神社があり、
その裏山には「中世宇土城跡」があり、
そして、その西には肥後三名泉の一つで、日本名水百選にも指定されている「轟(とどろき)水源」や、
さらには「轟貝塚」などもあり、
歴史と自然の豊かな地区。
その後、あちこちに垂れ幕や横断幕の飾られた宇土市の街並みを廻りながら、
少年期の正代関が通った宇土小学校、
宇土鶴城中学校を訪れ、
帰路には川尻の街はずれにある熊本農業高校を訪れた。
現在、白鳳、鶴竜の両横綱はともに力が落ち加減だし、大関陣もパッとしないので、正代関にはさらに精進してもらい、角界を代表する力士になっていただきたい。
本日の走行距離:55.1㎞ なぜか走行ログが記録されていなかった。