ロードバイクであちこち走っていると、現役を退いた車両の姿を見かけることがあるが、
(松尾東小学校近く)
中にはドライバーが速度違反を起さないように注意を喚起しているものや、
(城南町の店先)
(泗水の日田街道沿い)
モニュメント的な働きをしているものも見かける。
(ご存じ「四季の里」のウォンバット号)
しかしながら、中にはその家の敷地の中とか、
(玉東町の民家)
(龍田町陳内の民家)
駐車場とかに放置されているものや、
(宇城市の駐車場)
空き地や山野に打ち捨て去られたものも数多く見かける。
(南阿蘇村)
(矢部の浜町)
(御船町の山中)
(ナルシストの丘の近く)
現代社会の片隅で静かに朽ち、
あるいは周囲の植物に飲み込まれてゆく姿に、
その車が辿った物語や、その儚さを感じる。
そしてそれは紛れもなく、朽ちてゆく車両の姿に、老いてゆく自分を投影しているからなんだろうな。
(御船町の国道445号線沿い)