「ハルジョオン・ヒメジョオン」とは松任谷由実が1978年に出した10枚目のシングルのタイトル。
ただし、「ヒメジョオン(姫女苑)」は実在するけど、「ハルジョオン」という名の植物は無く、実在するのは「ハルジオン(春紫苑)」。歌詞にも「ヒメジョオン」は唄われているが、「ハルジョオン」は出てこず、一種の言葉遊びかと思われる。 ハルジオンとヒメジョオンは、開花期に少しズレがあり、4~5月に咲くのは、ハルジオン。
一方、ヒメジョオンは、5月から晩秋まで。
丁度、今時分は通勤路の路傍でも両種の花を同時に見る事ができる。
両者はとても似ていて、調べてみると、その見分け方のポイントが色々あり、中には茎を切断してその断面の違いから判定するような、やや残酷なものまである。
(ネットより引用:左がハルジオン、右がヒメジョオン)
それらの判定法の中でもっとも簡単そうなのは葉の付き方で、ハルジオンは葉が茎を巻き込むようにして付くのに対して、
ヒジョオンでは真っすぐにちょこんと付く。
これでバッチリ! ところで、ユーミンの曲は、この「ハルジョオン・ヒメジョオン」の頃から、どういう訳か、わたくしめの心の琴線を震わす曲が減って来て、それはやっぱりこの歌の歌詞にあるように「ユーミンが変わってしまったからかなあ?」と思っている。
(これから、しばらくはヒメジョオンの季節)