くまもと自転車紀行

熊本市およびその周辺を走行した記録や装備・メンテなど、自転車にまつわることがらを中心としたブログです

「鼠(ねずみ)」のつく場所めぐり

zen.seo.さんからの情報で、ねずみ(鼠)の字のつく山が八代にあるとのことなので調べてみると、球磨川の河口、麦島の南西の広い干拓地(「沖の洲新地」)の南端にあるらしい。

鼠蔵町の地図.JPG

頑張って自走でゆくつもりだったけど、朝から何やかや用事があり、10時を過ぎてしまったので、不本意ながら、道の駅竜北まで車載で行き、サイクリングを開始。

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鹿児島本線沿いに南下して、八代市街地を抜け、麦島を抜け、沖の洲新地を南下すると目指す大鼠蔵山と小鼠蔵山が見えてきた。

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二つの山は元々島だったのが弘化4年(1847)の干拓で陸続きとなり、山となったもの。

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その読みだけど、山の場合は「そぞう」と読むらしく、共に山頂とその周辺に複数の古墳を有する。

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一方、山の北側一帯は鼠蔵町となっており、こちらの読みは「そうぞう」となっている。

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(字画が多いせいで、ひらがな標記か?)

まず、標高48mの大鼠蔵山の方へ向かうと、

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河口の反対側には水天宮で有名な水島が見える。

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大鼠蔵山の山頂をすり鉢状になっているそうで、南側の河口沿いには御神木とされる大きなアコウの木があり、

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鉄製の階段を上ると

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南側の頂には尾張神社がある。

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一方、反対側には加藤神社があり、

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階段を上って、

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加藤神社を過ぎると、権現神社があり、

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さらに上ると、山頂に「楠木山古墳」がある。

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その近くには、こちらも御神木とされる大きな楠木があった。

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(加藤神社境内から球磨川方面を眺める)

標高48mの大鼠蔵山から200mほど北へ行くと標高36mの小鼠蔵山がある。

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こちらの頂上の古墳には石室と石棺がそのまま残されているそうだけど、こちらは上るのが危険を伴うそうなので、眺めるだけで、鼠蔵町を後にした。

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帰りは麦島を抜けて、国道3号線の東側の細い道を走って、

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途中の龍峯小学校の校庭で退役した丸ポストをゲットし、

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出発地点の道の駅竜北へと帰った。

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さて、途中のランチは本町アーケード街にある、

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このお店。

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ハヤシライスのルーのようなロースカツカレーをいただきながら、

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店名の由来を伺うと、マスターご夫婦の干支からとったのだと。 わが家の場合は、同じような店名のつけかたをすると、「さるといぬ」。文字通り「犬猿の仲」となってしまう。なるほどね。 本日の宋教距離:43.6㎞

ねずみライド走行図.JPG