今年も「山鹿灯籠まつり」を観ることができなかったので、まつりのハイライトである「上がり燈籠」で大宮神社に奉納された燈籠を見に行くことにする。
午前5時半過ぎにクロモリロードバイクで出発し、北バイパスから日田街道、県道37号線、高速沿いの道路を走り、小野泉水を経由して小野川沿いに北上。合志川沿いの道で植木温泉を抜けて、ゆうかファミリーロードを走って、国道3号線を北上し、菊池川を渡る。
そして大宮神社の「燈籠殿」へ。
ここでは「山鹿灯籠まつり」の際に600年続く伝統神事「上がり燈籠」で奉納された山鹿灯籠を全て保存展示してある。一昨日に奉納されたばかりの灯籠を堪能。
隣の観音堂で六地蔵塔をゲットした後、 豊前街道を南下して菊池川沿いの道を川上へ走り、大道小学校のところから橋を渡って田舎道を走り、合志川沿いの道から上生(わぶ)川沿いの道を走って県道37号線を南下してユーパレス弁天から左に折れて御代志の交差点にあるベーカリーの「タンドルマン」へ。
聞くところによれば、ここのマスターの渡辺さんは植木町出身。18歳でレストランに就職して2年間勤務。その後、熊本市内の小さなベーカリーで2年間修業後、大手の『松石パン』に3年間勤め、その後、福岡の『岩田屋』のベーカリー部門にて8年間さまざまな部署を経験。2002年に「カルフォルニアレーズンコンテスト」にて大賞を受賞。2004年に福岡市で「Tendrement]を開業。ドイツのミュンヘンにて開催される国際製パン・製菓機材総合見本市で3年に1度行われる「iba カップ」の2012年の第三回大会では日本代表を務めた。
昨年11月に生まれ故郷の熊本に移転。店名の「Tendrement」はフランス語の音楽用語で「優しく」という曲調を表し、その名の通り、愛情を込めて作り上げるパンが店内にズラリと並んでおり、午前9時の開店早々、お客さんもひっきりなし。
マスカットのデニッシュをイートイン(珈琲は別途100~150円)して、お土産用に1000円分ほど購入して日田街道を南下。今日は時折りポツリと雨粒の落ちる曇り空で暑くもないので少し遠回りして清水万石、黒髪の熊本大学を経由して帰った。
どうやらN家さんのブログに洗脳されてしまったらしい。
(高平小学校の近く)
本日の走行距離:66.6㎞