猛暑日の予報なので早起きして旧・玉名群へ道路元標を探しに行く。
午前5時過ぎにカーボンロードバイクで出発し、新屋敷を抜けて明午橋を渡り、
自動車4~5台とロードバイク4~5台に抜かれて峠の茶屋に上がり、
県道191号線へ左折して坂を下り、県道113号線へ右折し、尾田の丸池に寄り道して
ボトルに給水し、旧・玉名郡の道路元標の捜索開始。
大正9年の道路法施行により、熊本市、飽託郡、宇土郡、玉名郡、鹿本郡、菊池郡、阿蘇郡、上益城郡、下益城郡、八代郡、葦北郡、球磨郡の各町村に1基ずつ道路元標が置かれたが、その後の道路交通法の改正により必要なものではなくなり、残っているものは少ない。玉名郡では43町村のうち、現在所在が確認されている道路元標は伊倉町、豊水村、弥富村に置かれた3つのみ。
県道113号線に戻って北西に進み、県道167線を北上し突き当たった伊倉の宮原の交差点に「伊倉町道路元標」を発見。
残念ながらかなり風化して字も判別しにくくたっている。 折角伊倉に来たので、「唐人舟繋ぎの銀杏」やら、 「吉利支丹墓石」などにも立ち寄って、坂を下り、県道1号線に入り、少し北上。 豊水小学校の南の路傍に「豊水村道路元標」を発見。こちらは道路の工事などの影響か、石碑の上三分の一ほどが顔をだしているような状況。 近くのお地蔵さんに立ち寄り、田舎道を北上し、菊池川を渡って、玉名市街地へ。 玉名女子高の南側の路地に「弥富村道路元標」が立っている。
これは比較的保存状態良好だけど下の方は少し埋まってしまっている。
午前7時半くらいになって、近くのセブンイレブンで休憩して、これから山鹿に廻って、もうひとつ道路元標をゲットして帰ろうかと思っていたけど、朝なのに肌を刺すような陽射しの強さが半端なくて、身の危険を感じたので回り道をせずに帰る事にする。
国道208号線に入って玉名大橋を渡りすぐ左折。しばらく走って木の葉川沿いへ右折。再び国道208号線に入りしばらく走って県道31号線へ右折しアップダウンの道を走る。 硯川のセブンイレブンで水分補給をして「ゆうかファミリーロード」を走り、貢町からは再び県道31号線に入り、朝来た道を帰った。 身近な道路元標は、熊本市、飽託郡松尾村・広畑村、上益城郡の七滝村、下益城郡砥用町、宇土郡三角町、八代郡八代町、それに今日の3つを加えて、10個をゲット。