くまもと自転車紀行

熊本市およびその周辺を走行した記録や装備・メンテなど、自転車にまつわることがらを中心としたブログです

前方後円墳ライド

数日前のニュースで、仁徳天皇陵古墳など49基の古墳からなる大阪府の「百舌鳥(もず)・古市古墳群」が6月に始まるユネスコの世界遺産委員会で正式に登録が決まる見通しになったと言っていた。

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仁徳天皇陵ほどではないけれども、熊本にも前方後円墳ならあちこちにあるので、

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(城南町の塚原古墳群)

今日は県下でも最大級の前方後円墳の「岩原双子塚古墳」を観に行ってきた。

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7時過ぎにクロモリロードバイクで自宅を出て、北バイパスを走り、職場に寄って用事を済ませ、高速沿いに北へ。

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国道3号線のところから植木農免道路に入り、鹿本広域農道を北へ走る。

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(正面に見えるのが米野山)

着くのが早過ぎそうなので、鹿央町のランドマークである米野山(めのやま)へ登ってみることにする。

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舗装道の突き当りのドコモの電波塔までは標高300mほどで

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良い運動にはなるけれど、眺望が悪く、

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(遠方が見えるのはちょっとだけ)

登山道には杉の小枝や笹の葉、広葉樹の春の落葉などで、下りは気が抜けなかった。

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お腹が減って来たので、路傍の桑の実の、熟れているものを選んで口に頬張り、

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ふたたび鹿本広域農道に戻り、もう少し北へ走り、右折して坂を下って上って岩原古墳群へ。

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ここには双子塚古墳の他にも大小の円墳、それに九州縦貫道路の建設予定地から移設された小さな前方後円墳の横山古墳などが整備され、

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近くには建築家・安藤忠雄氏設計の装飾古墳館が建てられている。

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双子塚古墳の周りをぐるりと回って、

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物産館レストラン「やすらぎ館」で「古墳カレー」をオーダー。 正式には『岩原双子塚古墳・発掘カレー』と呼ばれるこのカレーは、「岩原双子塚古墳」を1/500の縮尺で正確に再現した古代米カレー。

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手作りのルーは古墳周辺で収穫される甘みのある梨と地元産の農産物をたっぷりと使用。古代米の「古墳」の中に眠る季節の具材をスコップ型スプーンで発掘するのが「山鹿流」と言うことらしい。

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仰せの通りにスコップ型のスプーンで発掘すると、「前方」の部分からは、勾玉を意識したと思われるカシューナッツをゲット。

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ちなみにメインの「後円」の部分からは「鶏のから揚げ」が発掘されたが、「鶏のから揚げ」が「遺体」を表しているとすると、かなりシュールな感じ・・・。 気を取り直して、美味しいカレーを堪能し、地元産の野菜をふんだんに使用したサラダと、

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古代人もたべたドングリ配合のクッキーをホットコーヒーでいただき、

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これも地元産のデザートを堪能し、

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無事発掘作業を終了した。 帰りは米野岳中学校のところから国道3号線と並行するいつもの田舎道を走り、宮原のところからは「ゆうかファミリーロード」で上熊本方面へ。

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途中、植木駅のところからは「寂心さんの樟」に寄り道し、

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再びファミリーロードを走って、貢町のところでは「釜尾天神のイチイガシ」に寄り道して帰った。

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先程いただいた古墳カレーのせいか、いろんなものが前方後円墳の形に見えてしょうがなかった。

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本日の走行距離:72.0㎞

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