いつもの通勤時と同じく午前7時前に自宅を出発。つい先日まで真っ暗だったけど、いつの間にかライトが要らないくらいに明るくなってきた。
職場で1時間ちょっとの用事を済ませ、北バイパスを上がって植木バイパスに入り、左折して県道113号線を西へ走ると三の岳が近づいてくる。
県道31号線に突き当たって左折し、「吉次園カフェ」から右折して坂を上って、
吉次峠に上るとそこから玉東町。
玉東町の史跡の多くが西南戦争絡みで、それらはすでに廻っているので、
それ以外の史跡をハントをしながら
三の岳の北面を下り、
年の神水源でひと休み。
さらに下って、山北八幡宮の仁王さんを写真に収め、
JR玉東駅に隣接する物産館「ぷらっとぎょくとう」へ。
昨年6月にオープンしたこの施設は玉東町で生産される果樹を中心とした製品の販売や観光情報の発信基地となっている。
スタッフの方にお店の名前の「ぷらっと」の由来を尋ねると、「プラっと」寄って欲しいという意味と、駅のプラットホームの「プラット」のふたつを掛けてあるとのこと。
ここでお土産の「ハニーローザのコンフィチュール」を購入。
「ハニーローザ」とはスモモの一種で熊本県の推奨品種となっており、通常のスモモに比べると糖度が高く、果肉が柔らかい。玉東町は、この「ハニーローザ」の生産が日本一なんだそうな。
ところで、玉東町といえば「木の葉猿」で、あちこちにお猿の像が目につく。
そこで、国道208号線沿いの煉瓦の煙突が目につく
「木の葉猿窯」を訪問。
この焼き物の由来は今を遡る1300年余前。木の葉の里に侘住まいをしていた都の落人が、夢枕に立った老翁のお告げによって奈良の春日大明神を祭り、木葉山の赤土で祭器をつくり残りの土を捨てたところ猿に化したという伝説から生まれた。
有名な「見ざる、言わざる、聞かざる」の三匹猿の他にも、色々なタイプの猿の焼き物があり、
また、干支の動物も作られている。
折角来たので、その中で、「逆三猿」というのを購入。
自転車に乗る時は、「しっかり見て、しっかり聴いて、しっかり声かけしよう」、と気持を新たに。 店を出る頃には丁度お昼時になったので、近くにランチの幟旗が立っていた蔵カフェ「紅庵(くあん)」へ。
築130年の蔵を改装したもので、昨年の11月にオープンしたとのこと。
「一汁三菜ランチ」(税別840円・御飯のおかわり自由)をいただく。
お腹いっぱいになって、帰路は国道201号線を東へ走り、右折して県道31号線へ。
途中、「寂心さん」に寄り道して、
ゆうかファミリーロードに入り、
上熊本から県道1号線に入り、藤崎宮を経由して昨年10月にやっと竣工した明午橋を渡って帰った。
本日の走行距離:56.7㎞