くまもと自転車紀行

熊本市およびその周辺を走行した記録や装備・メンテなど、自転車にまつわることがらを中心としたブログです

甲佐の山寺ライド

7時半過ぎにカーボンロードバイクで自宅を出発し、出水ふれあい通りから画図の田舎道を走り、

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中の瀬橋、めど町橋を渡り左折。 緑川左岸の道を走って甲佐へ。

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(築地堰)

県道220号線に入り、緑川の右岸を走ろうとしたら、鮎簗場の先に「全面交通止」の立て看板。

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看板の地図と文面から察すると素直に迂回路へ行った方が良さそうなので国道443号線を南下して小筵から国道218号線へ左折。坂を上って県道321号線で峠を越えて

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緑川を渡り、そのまま県道220号線を進み、甲佐嶽方面へ、いよいよ本格的な上りの始まり。

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(ここから4㎞で400mほど上る)

しばらく上ると、

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言葉にすると大変失礼だが、「こんなところに・・・」と思うような山の中に甲佐平の集落があり、

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そこからもうひと上り激坂を上がったところに福城寺。

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うっかり発音を間違えると「腹上死」になっちゃうけど、この山寺の手前は激坂で、わたしめのような年寄ライダーは下手をすると「車上死」となりかねない感じ。

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(山門では木造の仁王さんが睨みを効かせている)

それはさておき、境内に立てられた案内板によると、かつては甲佐岳の山中に16もの寺があったが、小西行長の神仏破壊によりそのほとんどが焼失し、この福城寺だけがその難をまぬがれて現在に至っている。

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本堂には十一面観世音菩薩木像があり、

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さらには、国の指定重要文化財である釈迦如来立像も安置されているらしいが、大変貴重なものなので普段は拝むことができない。 また境内の観音堂には馬頭観音像も安置されている。

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(観音と言うより不動明王に見えるんですけど・・・)

ところで本日の目的はこの山寺の境内にある二本の大きな銀杏の樹。 ひとつは本堂の左側にあり、幹回りが8.3m。

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もうひとつは本堂の右手の奥にあり、幹回りが15.3mの巨木。

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こちらは、幹回りサイズで言えば日本で二番目の太さだと言う。

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まだ葉の色付きはよくなかったけど、巨大な樹幹を堪能して帰路へ。

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激坂を下り、県道220号線と321号線の合流点にある立て看板によると

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3カ所ある工事個所の内、上流側2箇所は日曜日につき通行可。

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緑川沿いの道を快適に進み、

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宮内小学校の近くは完全に通行止めにて山道へ迂回し、

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ふたたび県道220号線で甲佐市街地に入り、裏道を走る。 マミコゥロードの先から右折し御船台団地を抜けて御船へ入り、大衆レストラン的な雰囲気の「福寿亭」でランチ。

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(チキンカツ定食880円)

嘉島を抜けて

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健軍商店街を経由して帰った。 本日の走行距離:80.2㎞

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