先日、地元TV局の番組で「九州で一番低い山が八代にある」と言ってたので行ってみることにする。 午前8時ちょっと前にクロモリロードバイクで出発し、出水ふれあい通り経由で画図の田舎道から
中ノ瀬橋を渡り、加勢川沿いの道を走り、県道182号線を南下。
ウキウキロードを走って宇土に入り、裏道を通って
県道338号線を南下。
この道は信号が少なく大型トラックが多かったけれど、熊本地震の影響で『横江大橋』が工事中で、
迂回路が狭いため大型トラックがあまり通らず、このところ比較的快適に走る事ができる。 熊本で3番目に低い高島の手前から県道を離れて
八代港方面に進んで行くと、右手に九州で一番低い山、「白島(しろしま)」がそびえて(?)いる。
白島の南側には弁財天宮があり、
鳥居をくぐってコンクリートの階段を上がって行くと
中腹の祠に弁天さんが祀ってあり、
さらに階段を上がって行くと、
あっと言う間に頂上に到着。
頂上には三角点が建っている。
国土地理院の九州管内山岳標高の「低い順」によれば、ここ白島の山頂の標高は19mで第一位。 麓に立ててあった標柱の説明書きによれば、この白島は明治37年(1904年)の郡築干拓造成以前は八代海に浮かぶ孤島であった。良質の石灰岩からなり、近在のお城の石垣用に切り出しが行われたという。 元は島だったのが埋め立てにより山となった訳であるが、これは前述の高島(標高33m)も同様で、
さらには熊本で2番目に低い御坊山(標高29m、熊本市西区)も同様。
九州で一番低い山を堪能した後は、
すぐ近くにある刀削麺の丸新で、
ネギ味噌ラーメンをオーダー。
幅広のシコシコ麺に絡みつく濃厚なスープにクラクラしながら帰路へ。 市道を走って古閑浜町から県道42号線に入り、しばらく走って右に折れ、八代市鏡支所へ。
ここの玄関横のロビーにある壁画を見学。
文化~文政年間の鹿子木量平らによる干拓事業の様子を描いたもので、有田焼の深川青磁の作。
一枚 縦29cm横40cmの有田焼のタイル130枚で出来ている。 そこから鹿児島本線沿いの道に出て、「道の駅竜北」に立ち寄り、小川町からは県道244号線、
312号線、313号線、国道266号線を走り、
中ノ瀬橋からは朝来た道を帰った。 本日の走行距離:96.2㎞