くまもと自転車紀行

熊本市およびその周辺を走行した記録や装備・メンテなど、自転車にまつわることがらを中心としたブログです

オシロイバナとラウンドアバウト

連日のうだるような暑さだけど、日の出の時刻は少しずつ遅くなってきた。

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(日曜日の午前5時半頃)

職場の同僚から、「たーだ自転車を漕いでくるだけでなくて、たまには職場にためになる事をしてこい」と言われ、サイクリングのついでにオシロイバナの種を取りに行くことになった。 というのも、職場の花壇にオシロイバナを植えることになり、赤や黄色の花のは種があるけど、白色のが少なくて、どうしても見つからないと言うのだ。 先日の日曜日に金峰山までカーボンロードバイクを走らせながら沿道に目をやると、確かに路傍に赤いオシロイバナはよく咲いており、

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黄色のもたまに見かけるけれど、

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白色のオシロイバナはなかなか見つからない。 やっとこさ「見つけた!」と思ったら、横に咲いている赤い花の株と交配したのか、赤い色が混じっている。

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そうやって見ていると、黄色と赤色の株が植えてあると、赤と黄の花が混在しているものや、

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ひとつの花でも微妙に色が混在しているようなのもあることが判明。

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いずれにせよ、その日は白色のオシロイバナが見つけられず終了。 今朝も6時前に家を出て2時間ほどのサイクリングの途中で沿道のオシロイバナを探し回り、やっとこさ白色のを発見し、

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種を6個ほどゲット。

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さて、現在行われているツール・ド・フランスも終盤となってきたが、レースの様子を見ていると、コースでは時折り、ラウンドアバウトを通過している。

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(ラウンドアバウトでは障害物も多くなり、集団落車が良く起こる)

ラウンドアバウトとは交差点の一種で、そこでは道路がリング状になっており、信号機が無いことが特徴。日本では、「環状交差点」とも呼ばれている。 そんなラウンドアバウトが熊本にも初めてできたと聞いたので、今朝はそれを見に行ってきた。 場所は合志市竹迫(たかば)に開発中の「アンビー熊本」の敷地内。

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現代的なラウンドアバウトのルールは、1960年代にイギリスで制定され、ヨーロッパやアメリカに広がっていった。 日本では、以前から環状の交差点はロータリー交差点として存在していたものの、

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(通称「水前寺の五差路」)

イギリスから始まった現代的ラウンドアバウトとしての法律は制定されていなかった。 しかし2013年に道路交通法で「環状交差点」の定義と交通方法が定められ、2014年9月1日から施行。以後、全国各地で環状交差点が増えてきている。

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(大阪府堺市)
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(沖縄県糸満市)

ちなみに、道路交通法第4条第3項による環状交差点の定義は「車両の通行の用に供する部分が環状の交差点であつて、道路標識等により車両が当該部分を右回りに通行すべきことが指定されているものをいう」とのこと。

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(熊本県警も注意喚起のチラシを用意)

具体的な通行の仕方は、交差点の環道に流入する車両は徐行し、環道に通行車両がなければ合図なしで左折進入し、時計回りに通行。ウインカーを出して左折で退出する。

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本格開業を11月に控えた「アンビー熊本」では住宅展示場が開業しているだけなので、

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誰もいないラウンドアバウトの走行を思う存分堪能。

その後も沿線のオシロイバナの生育状況を確認しながら帰った。

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(少しだけ赤いのが混じったのもあった)