狛犬めぐりをシリーズ化するつもりはないのだけど、アンカー星人さんのブログを拝見したら南関にも面白い狛犬がいるみたいなので、今度は県北へ。 坪井川沿いの道を走り、
楠野町から国道3号線に上がり、県道3号線を北上。和水町に入り、用木(もてぎ)日吉神社に立ち寄る。
ここの大正11年建立の狛犬は「吽」の方が前足で子どもを抱き寄せており、この地域の特徴らしい。
また、ここの境内には猿の石像もある。
猿もこの神社を守っているのかとおもったら、これは「神使(しんし)」であり、「神のつかわしめ」とも呼ばれ、神に先駆けて出現し、あるいは神の意志を知る兆しとされるのだと。 稲荷神社の狐、
菅原神社の牛
なども同様であるらしい。 ところで、ここ用木日吉神社の狛犬はうちの家内の母方の曽祖父が寄進した
との事で「必ず見てこい!」と言われ立ち寄った次第。 次に訪れたのが、和水町瀬川地区の丘の上にある菅原神社。
明治2年に建立されたここの狛犬はとてもユニークで、右側の狛犬は何か押さえつけ噛みついている。
良く見ると噛みつかれているのはヒゲを生やした爺さんの頭!
左側の狛犬は、誰やら人間とともにそれを平然と眺めている。
その足元には二匹の狛犬の子どもがのんびりと寝っ転がっている
という具合に不思議な構図となっている。 噛みつかれている爺さんは、この神社に悪さをしようとするものの象徴で、それを狛犬とともに見つめるのは菅原道真公・・・と推測するのはちょっと飛躍しすぎかな? さらに県道3号線を北へ走って、南関に入り、坂下阿蘇神社へ。
ここの狛犬は印象的な顔をしている。
県道4号線を北上し、国道443号線に入って北上し県道4号線へ右折して瓦屋敷の熊野神社へ。
国道443号線に戻って南下し、小原(こばる)地区から左折して、小原菅原神社、
三霊宮、
萬里森(まてのもり)神社、
馬立(またて)菅原神社
を訪れ、南関の狛犬を堪能した。 さて、南関周辺でよく見かけた子どもを抱き寄せている狛犬。
ということは、その狛犬は雌か?と思い、股間をしらべると、子どもを抱いている方は、つるんとしていて、一方、「阿」の表情で威嚇している狛犬の股間には、ちゃんとシンボルが彫られていた。
馬立から県道194号線に降りて国道443号線に入り、山鹿へ着くと菊池川の河川敷ではドンドヤが始まっている。
市街地に入り、久しぶりに「グルメ倶楽部」でビーフカツカレーをいただく。
小野川沿いの道を走り、坪井川沿いの道を走って帰った。
本日の走行距離:99.8㎏